ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

アルバム『MOMOIRO CLOVER Z』7曲目 リバイバル

人生をアルバムに落とし込んで。

そのアルバムのテーマがショーで。

 

先ずは、ショーの始まりを高らかに告げ。

そして、主役の4人を紹介。

 

そのショーは、観客参加型なので、

最後まで走りきってと応援し。

 

ショー=人生の本編が始まる。

 

最初は、パワーがあり余っていた高校時代。

 

外向きのパワーが、いつの日か自へと向きを変え。

魂に、問いかけ、問いただし、問い詰める。

 

『同窓会しようよ!』

『この前卒業したばかりじゃん』

『でも、久しぶりに集まりたいね』

少しだけ大人になりかけて、大人になるため物語を始める。

 

そしてこの曲。

リバイバル

社会に出て、本格的な挫折を味わうんだ。

自分はできる思い込んでいたが、現実は何もできず落ち込む。

それでもあきらめるな、

立ちあげれと歌う。何度でも。

 

作詞Chica/Amon Hayashi

作曲Dirty Orange/Chica

 

多分、ももクロへの楽曲提供初めてな人だよね。

 


《Full ver.》ももいろクローバーZ / 『リバイバル』MUSIC VIDEO from「MOMOIRO CLOVER Z」

 

このアルバム。

各楽曲の配置と意味付けを考えるの楽しい。

 

最後、宮本さんに答え合わせしたい。

 

 

 

 

2019年6月4日

つまり昨日。

玉井さんの24歳の誕生日であったとともに、

吉田拓郎の東京公演日だった。

 

70歳を超えて、

バックバンドメンバーに、『今回のライブが最後になる』と伝えたツアー。

東京ではたった1回しかないライブが昨日あった。

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国際フォーラム ホールA

僕にとってのアイドルの二人が、同じ日に特別なことがるとは、感慨深い。

勝手に、感慨にふけってる。

 

正確に言うと、僕のアイドルは、昔から吉田拓郎で。

玉井さんは、僕がハマったグループに所属していて、玉井さん含めて

『我らはアイドル♪』って歌ってるのだけれども。

 

拓ちゃん。

お辞儀が長かった。

最後、ステージの上手、下手、真ん中と立ってお辞儀をして。

それぞれのお辞儀が、20秒くらいしていた。

 

お辞儀が長いのは、同じだな。

バックバンドを見れば、ドラム=村石さん、コーラス=いずみさん、キーボード=武部さんと、お馴染みの人がいて。

 

共通点を探してしまう。

 

違いもあるよ。

18:30から始まったライブは20:30の2時間でいったん終了。その間、拓ちゃんは出ずっぱり。ギター抱えて、立ちっぱなし。

見ている僕を含めて観客は、ほぼずっと座りっぱなしと言うのに。

途中少し休憩時間(さすがに衣装チェンジは無いにしても)入るかと思ったら、一気に2時間。いったんステージ後にし、アンコールに応えて戻っていたけど、その間のインターバル2~3分。

 

拓ちゃん含めてステージに立つのは13人。

ドラム、ベースは各一人。キーボード2名。ギター2名で、加えて拓ちゃんで、7人。残り4人は、コーラス。

4/13の割合で、コーラス。

 

前回のライブDVDでも感じたが、コーラスの声が目立つんだ。響くんだ。

 

1~2曲歌ってMC。もともとしゃべりは定評があるから。

”僕は、天邪鬼”と言うけど、そんなことは知ってます。ほそぼそとだけど、ファン歴永いもの。

素直じゃなくて、期待と違う反応をする人を天邪鬼と呼ぶならば、玉井さんも、天邪鬼気質だと思うな。

ただし、褒めてほしくて、褒められるのはうれしいが、褒められすぎると、途端に否定しだすというレベルだけど。

 

僕も、弱性天邪鬼だから、拓ちゃんや玉井さんを見て、”素直じゃないなって”。

素直じゃなくて、仕方ないなって。なんか受け入れて、そんなところが好きになるんだな。

 

拓ちゃん。

音楽活動は続けると。曲は今後も作ると。

 

いつかももクロに曲書いてほしいな。曲ね。

歌詞は、別の人でもいい。

当時人気だったキャンディーズ(古い!)が、大人のグループに脱皮するために、

作られた歌が、優しい悪魔。その作曲が、拓ちゃん。

だから、今のももクロに書いてほしいな。

より一層の大人のグループになるために)

(もっとも、ももクロは、今回のアルバムで、同世代のクリエーターを採用してきてるけど)

 

でも、僕の記憶が正しければ、当時のキャンディーズの年齢を、ももクロメンバー越えてるのだけれどもね。

 

拓ちゃんに戻って。

ライブは、もうこれが最後ってラジオとかでも言ってたけど、

昨日は、もしその気になれば、またライブやるかもしれないって言ったんだ。

天邪鬼の拓ちゃんだから、どう転ぶかわからないけど。

またライブやるかもって。

 

客席、僕は若い方。

拓ちゃんと同世代の人多かった。皆、楽しそうだった。

 

買ったグッズ。

ももクロで、グッズ購入の金銭感覚マヒしてるので、自分でも少ないって思う。

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拓郎コンサート グッズ

フォトエッセイ集。

これに書いてあるエッセイがまたいいんだ。

 

 

玉井詩織さん 24歳

誕生日おめでとうございます。

 

ももクロの玉井さん。

 

日経エンタ 19年6月号には、キング宮本さんが玉井さんの歌声をこう言ってます。

もっとも素直な声質

 

同じく坂崎さんはこう言ってます。

【潜在能力】がすごくて、天才。

”器用大尽”になれと。

 

いつだったかな?

石川ゆみ先生(だったと思ったけど)が、玉井さんの踊りを、一番オリジナルに忠実と。

 

複数人数で、ダンスの振りがキッチリと決まる、同じ角度で、同じ高さで、同じスピードで踊っているのを見ると、確かにすごいと思う。

でも個人的には、それをずっとやられると、息が詰まるんだよね。

 

個人的にももクロに望んでいるのは、それじゃない。ある程度の緩さと自由さ。

でも、この瞬間の動きはそろって欲しいなって思うときもあったりして。

それをももクロは合わせるんだよね。ほんの数秒の動きは、完全にシンクロさせて、直ぐにある程度自由に動き始める。そのシンクロする瞬間が、観ていて快感なんだ。

 

個人的な思い込みだけど。

そのシンクロする瞬間の中心軸にいるのが、玉井さん。

オリジナルに忠実でるから、玉井さんの動きやタイミングに合わせることで、全員がシンクロする。

 

歌声も、素直であるがゆえに、真ん中である気がする。他のメンバーは、特徴がある声だったり、唄い方だから。玉井さんが、素直に真ん中(別に音域の真ん中と言う意味じゃない。メンバーの中の±0ポジション的な感じ)に居るので、全員でユニゾンしたときに、合わさりやすいんじゃないかな?

 

玉井さんは思うに。

情報を正確に覚えて記憶できて、

その情報を正確に体に伝達できて、

正確な情報をその通りに体を動かせるんじゃないだろうか。

 

誰でも、頭の中には真ん丸の円を描けると思うんだよね、

でも実際にペンで紙に書いてみると真ん丸には書けない。

 

玉井さんは、真ん丸の円をかけるんだと思う。

 

だからそこにアレンジは加えられておらず、クセも出ない。

オリジナルで、真ん中。踊りも歌声も。

(歌声は、出せる音域があるから、その中でと言う話だ)

 

平田オリザさんから、舞台での立ち姿が美しいと絶賛された玉井さん。

MCも器用にこなす玉井さん。

 

僕は、黄推しだから玉井さんを絶賛しますよ。

それに値する人だし。

 

改めてお誕生日おめでとうございます。

 

写真はインスタにアップされた23歳最後の写真。

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玉井さんのインスタから

www.instagram.com

 

芳根さんによると、24歳になった瞬間は、芳根さんのタルトでお祝いだったのかな?

 

 

 

アルバム『MOMOIRO CLOVER Z』BONUS ももクロの令和ニッポン万歳!

ももクロの一番売れている歌。

CDの売り上げ枚数ではなくて、多くの人がももクロと聞いて思い浮かべる名前の売れている歌は、『怪盗』なのは、間違いないだろう。

 

作者は、ご存じヒャダインこと前山田健一さん。

前山田さんは、『怪盗』の他にも、『ワニシャン』『Z伝説』『猛烈』等々多くの楽曲をももクロに提供している。それらは、今も、ももクロの代表曲として歌われている。

前山田さんの作詞の特徴として、メンバーにインタビューし、その内容を歌詞に落とし込むことがある。それゆえ、ももクロなら、まさにももクロももクロを歌うことで、説得力が増すことが上げられる。

 

前山田さんのももクロの提供曲の一つが、今回の歌の下書きになった『ももクロのニッポン万歳!』がある。この歌は、47都道府県を入れ込んだ歌だが、2011年東北を襲った大災害を受けて、最後のパートは東北。途中の歌詞は、おちゃらけているが、最後は東北に元気を出して、諦めないでと歌う。

 

話は少しそれるが、ももクロがこの歌を被害にあった人に笑顔を届けるために東北で歌い、それを見ていた少女が大きくなって。ももクロの10周年をみんなで祝おうと開催された夏Sで、恩返しとしてこの東北パートを歌うという。物語は続くね。

 

東北の震災の後も、地震や大雨(”爆弾”低気圧の呼び方よ)が、日本を襲った。だから、そして今回、”令和”版になったこの歌は、日本全国に対し希望をその胸にと歌う。

 

都道府県のパートでの面白いところ。前山田さんのメンバーインタビュー(今回も行われた)内容の発揮結果。ももたまい推しには、新潟でしょう。高城さん推しには、北海道の入れ歯。あーちゃん推しには、相変わらず関東制覇してるしね。奈良のピンク空、大阪の鶴瓶さん。ももクロをよく知ってる人しか、何を歌ってるかわからないよこれ。前山田さんの真骨頂発揮。

 

ももクロのニッポン万歳!』が収録されたのは、ももクロの1stアルバム。その、ボーナストラックとして収録された。

この1st アルバムは、6人から5人になった後に発売された。

そして今回。TDFとしての1st アルバムのボーナストラックとして収録。5人から4人になった後に発売された。できた物語だよね。宮本さんの頭の中を覗いてみたい。本当に。

 

前山田さん。

1stアルバムには、12曲中3曲(ミライボウル入れたら4曲)提供した。加えて、ボーナス収録曲。

2ndアルバムには、全13曲収録。その中で前山田さんは、作詞作曲で1曲。作曲で1曲。でもこの作曲したのが、名曲『灰ダイ』。

このアルバムの件で、前山田さんは少しももクロと距離を置く期間ができて。

その後、川上さんとプロレスで仲直りして。

3rdと4thには、各1曲。

 

そして今回、5thには、本編には0曲でボーナス曲のみ。

 

僕がももクロにハマった2012年ごろは、ももクロヒャダイン的な雰囲気があったと思うんだよね。多分ヒャダイン本人もそう思ってて、それが2ndでの件につながると思うんだけど。

 

今回の令和版を聞いても、前山田さんの作詞のアイディアは、抜群と思う。ももクロメンバーそのものが歌われている。

でもももクロが大人になって。大人になったからこそ歌える歌を今回のアルバムのベースの考えとすると。大人になったももクロ=表現力が付いて他人を演じることができる

ことだと思う。そう考えると、メンバー自身のことを歌うのではない歌詞が必要になるよね。

それが、今回の前山田さんの収録曲数に現れてるのかな?

 


ももいろクローバーZ / 5th ALBUM『MOMOIRO CLOVER Z』全曲視聴TRAILER

 

ニッポン万歳のMV=青春ツアーご当地ビデオ総集編ですね。

アルバム『MOMOIRO CLOVER Z』13曲目 The Show 

小学校に入る前の女の子が。

意味も解らず耳だけで聞いて覚えた言葉をかけてきて。

”ガンバって”

それを聞いて。

元気な時は、可愛いねって言いながら頭をなでるだけなのだが。

色々あって、心が弱っていて。それを隠すためにいっぱいいっぱい心を張り詰めていたけど、その”ガンバって”が、いっぱい空いてた小さな穴から心の中に滲みこんで、同時に張り詰めていたものから空気が抜けて行った。

 

そんな感じ。

唄い出しの夏菜子の声を聞いて、

泣きそうになる。

 

実際の歌詞は、歌の主人公が、『もう無理』って歌ってるけど。

聴いてる方も、自分に置き換えて『もう無理』って、素直になる。

 

”Show”が、テーマの新アルバムの本編最後を飾る歌。

オリジナルは、Lenkaの2009年に出した歌。


Lenka - The Show (New Version)

 

これを、日本語にEMI K..Lynnさんが、訳した。

 

人生上手く行かないけど。

でも、楽しみましょと歌う。

 

1曲目の ”ロードショー”でも書いたけど、

ももクロには珍しく洋楽をもとにした歌を、このアルバムでは2曲持ってきて。

その2曲が、1曲目と本編最後に配置されていて。

その両方が【ショー】で。

 

このアルバムは、大人になったももクロが、今だからこそ歌える歌を、

”ロードショー”から始まり12曲並んできたのだけれど。

歌声も大人っぽくなって。

 

でもこの歌は、一気に幼くしてきた。

いや、歌詞の内容はね、ある程度人生経験をし、その途中で挫折を味わった人が歌えるものだと思う。

その意味で、今のももクロが歌うことで、感情移入ができる。

 

でもさ、唄い方は夏菜子に限らず全員幼さを出してきてる気がする。

幼さ? いや、やっぱりこれは、優しさかな?

 

アルバムの中で、色々な人生に起こりうることを表現して、

どちらかと言うと、人生の悲しみや苦しみの方をフューチャーして。

(1曲前が”天国のでたらめ”だ)

それでも、人生を楽しみましょうとアルバムの最後に言いたかったのかな?

 

宮本さん。この歌を最後に持ってきて、

この歌の歌声をディレクションした理由を、教えて。

 


ももいろクローバーZ / 『The Show』MUSIC VIDEO from「MOMOIRO CLOVER Z」 Short ver.

 

僕の中で、No.1ソングは。

今も『DNA狂詩曲』で。

No.2には、『天国のでたらめ』が去年入ってきた。

でも、この『The Show』は、僕の中で『天国のでたらめ』を抜いた。

 

 

 

 

 

7/11 自分でおめでとうを言う

 この時期になると、

ほぼ毎年同じことを書く。

 

2012年の5月ももクロにハマった。

アイドルにハマっている自分を受け入れたくなくて、

頑張っていたが。

諦めて、

自分がももクロにハマっていることを

受け入れた。

でも、自分は飽きっぽい。

多分興味が持って3年。

3年もたてばももクロにハマっていたことすら、

綺麗に忘れるだろう。

 

けど、アイドルにハマった自分は記録しておきたい。

10年後ぐらいに、そう言えばももクロにハマっていたときがあったと思いだした時に、

振り返ることをしたい。

 

そう思って、ブログを始めた。

記録用だ。

 

それが思いのほか続いて今に至る。

 

だって、ももクロは飽きようがないんだ。

色々ありすぎて。彼女たちは、常に変化、成長もしてるから。

 

ももクロは今年結成11周年。

僕は、ハマって7周年。

7/11=約0.7

もう少しで、1に近い値になるな。

 

もう少しで、当時考えた10年後の自分になっちゃうな。

 

多分、飽きずにももクロにハマってからの10周年を迎えられる。

あっという間に。

 

写真は、今やってるハニーズ バーのコラボ回数券。

4人分購入。

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ハニーズバー コラボ回数券

 ブログ日数1921日。

ブログ投稿数2010だそうだ。

ブログを書いた日が、1921日あって、時には複数回投稿した日もあるってことかな?

我ながら頑張ってる。

自分を褒めたい。

でも、ハマった当初は毎日投稿するんだって、

ももクロはそれほど価値があるって思ってたんだけどね。

アルバム『MOMOIRO CLOVER Z』5曲目 魂のたべもの

問題作。

問題作でしょう。普通に。

 

暗く、地を這うように始まる。

単にマイナーな歌という暗さじゃない。

 

唄い出しが暗い歌と言えば、ももクロでは『白金の夜明け』があるが、

白金の夜明け』は、最後明るく前向きになる。

 

けど。 

この『魂のたべもの』は、最後まで暗い。

 

作詞は、ももクロではおなじみ岩里祐穂さん。

岩里さんが、ツイッターで述べたのが、

一年ほど前『魂のたべもの』というタイトルが浮かび、ももクロのために詩を書いたそうだ。

作曲家は、これも、ももクロではおなじみ、横山克さん。絶望から這い上がり、地に足を付けて立ち上がるのが最初のモチーフだったと。(月刊エンタメ 19年6月)

そして、音へのにこだわりとしては、ブルガリアまで行き、40人のストリングスとブルガリアンコーラスの録音を行った。広いスタジオと、大編成が必要だったと。

 

ももクロ自体の歌唱は、つぶやくように。

ニゾンでは、ブルガリアの人も、日本語で歌唱。

 

それにしても、『魂のたべもの』。

食べるということは、魂には”口”があるんだ。

”目”はあるのか?”鼻”は?

 

口だけが大きくあり、あとは黒色か灰色の、

球体のような、あるいは、アメーバのごとく。

それが何かにむしゃぶりついている。

 

食べているものは、何だ?

それは、愛や夢や、希望だ。

 


ももいろクローバーZ / 『魂のたべもの』MUSIC VIDEO from「MOMOIRO CLOVER Z」 Short ver.