適当な自分的音楽史(ちょっと振り返ってみるか。その2)

2)歴史が始まる:憧れとしてのアイドル登場

僕のアイドルに、
拓ちゃんがなった。
フォーク歌手。
シンガーソングライター。
吉田拓郎

80年代のアイドル黄金時代の
波に飲み込まれる前に、
僕は別の意味のアイドルを見つけていた。

子供なのに、
早く大人になりたいと思っていた。

そして、自分はもうすでに
大人だと信じていた。

周りもそうだった。
アイドルなんて、子供っぽい。
と思った奴は、ロックかフォークに走った。

僕は、フォークだった。

人生が解った気がしていた。
世界中の誰よりもいち早く、
人生の真理に気が付いたと
錯覚していた。

でも拓郎を聴いて、
自分の知ったかぶりの人生への
感情は、
全て彼が既に歌っていた。
(今思えば、ちっぽけな範囲の人生観だ)

拓郎には勝てないと思った。
自分の感情を歌ってくれている拓郎は、
僕のアイドルになった。

人生で初めて買ったシングル、アルバムは、
拓郎。

はじめて言ったコンサートも、拓郎。

ポスターが欲しいと思ったのも拓郎。

関連した本も買った。
彼のことをもっと知りたかった。

ハマった。

強引に、いわゆるアイドルにくっつければ。
拓ちゃんの2番目の奥さんは、
当時絶頂期(だったのかな)アイドルだった、
浅田美代子

キャンデーズには、優しい悪魔で作曲担当。
これは、キャンデーズが、大人のグループに
進むうえで、それまでと雰囲気を変えたくて、
拓ちゃんに回ってきた。

そして拓ちゃんは、Love Love 愛してるで、
デビューしたてのKinkiとMCをする。

写真は拓ちゃんの明日に向かって走れのレコードジャケット。