ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

ももクリ2013:最高な時間

ももクリは、1年間の成長を見てもらい、
ファンはその成長を観る。


そんな意味がある、
1年の最後を飾るライブ。

でも今回は、デビュー以来の
全てを見せてもらったライブだった。

最高だった。
ももクロメンバーは、最高だった。

バックバンドメンバーは、最高だった。

モノノフは最高だった。

そして演出の佐々木さんは最高だった。

会場に入ると氷河に眠る5人の
大きな顔が迎えてくれた。

微笑んで、目をつむって。

今は、氷に閉じ込められているけど、
直ぐに熱気で氷は解けて、
出て行けることがわかっているようだった。

夏の日産の顔のオブジェは、
”バカ騒ぎ”だけに、どこかユーモラスだった。

けど今回は、違うよ。

最初は村主さんのアイスダンス

驚きはあったけど、
違和感はなかった。

これから始まることに、
期待感を静かに高めてくれる。

今回は、フィギアの大会が開催されていたため、
SSAが使用できなかった。
だったら、こっちもフィギアだって、
思いついたときの演出家の佐々木さんの顔が
頭をよぎった。

そして、村主さんがかなり前からももクロについてつぶやいて
いるのに、こうなることを予想さえしなかった
自分の鈍感さに頭を抱えた。

そして1曲目は、僕セン。
この前のChanで、高城さんが当たってたといったから、
『サンタさん』だと予想してたけど。

予想は違ったけど、
オープニングにふさわしい。

今回のセットリストは、初期の曲から今の曲まで、
バランスよく選曲されていた。
高見沢さんと広瀬さんの新曲も当然初披露。

例えば、全力少女。

そして『きみゆき』
2010年初めてのももクリで発売された、
会場限定シングル曲。

もうこの歌を聞けただけで、
来たかいがあったと思えたほど。
初期の名バラード。

2011年のももクリCD『白い風』も聞けた。
ももクロのバラードが心に滲みる。
澄み切った空気に透き通って、
流れる。

DNA、
黒い週末、
灰ダイ

聞きたい曲ばかりがこれでもかと続く。

そして、『走れ』は珍しく、
真ん中あたりで歌われたが、
前の曲が終わって、
若干の静寂が訪れ、
徐々に音が大きくなっていくに従い、
みんなが「次は、『走れ』だ」って気が付いてゆく
時間の流れがとても素敵だった。
完全にイントロが始まった瞬間に爆発するかのように
気分が高揚する。

そして今日も西川さんの、
狂ったようなギターが響く。

そう今日も西川さんがいたんだ。
西川さん以外も、
ダウンタウンももクロバンドが生演奏だ。

うれしかった。
今回はさすがにないと思っていた。

極寒の西武ドーム
演奏するには、悪条件でしょ。
年末で、TVの歌番組や、
各地の屋内ライブ。
もっと暖かい会場はいっぱいあるでしょ。

それでも集まってきてくれて、
何だかそれが嬉しかった。
ももクロメンバーは、
やっぱりみんなから愛されているなって。
愛されている証拠だよなって。
そう思った。

ももクリと言えば、サンタさん。
サンタさんと言えば、高城さんのマジック。

今回は、ちゃんとしたマジック会場で、
高城さんがマジシャンとしてやったら、
正当にお金をとれるレベルだと思う。

玉ちゃん、高城さんと、
二人も上半身と、下半身を完全切断。

TVでも見たけど、特に下半身の方は、
上半身を隠すような膨らんだスペースは無かったんだけど。
(あんまり種を詮索するのはやめよっと)
それほど、完ぺきだった。

そして我が、百田リーダーは、
そんな最中でも切断された下半身に、
浣腸をするという。
小学生状態。
やっぱり、われらのリーダーは、百田さんしかいないことを、
再確認。

こんなすごいことをした高城さんのマジックも、
テンポよく、だれることなく進行する。

そう今回のライブは非常にテンポが良かった。
一切だれなかった。

眺めに着替えタイムは、
本編で2度だけ。
その間も、ももクロアニメを映して、
観客を飽きさせなくしたし、
はっきり言って、タイミング的にちょうど
トイレタイムになって。

また、いるかな?って思えるような告知もなし。
一度あった告知は、『天使とジャンプ』だったので、
告知というよりは、ももクロ地上波、初主演おめでとう
雰囲気だったし。
何より、Twinkle5の曲を
飛鳥凛さん登場しての披露だったので、
満足感しかなかった。

そしてアンコール。

南国ピーナッツこと、松崎さんのビデオ出演。
会場のモノノフの口から、
ももクロメンバーに
国立が決まったことを伝える演出。

泣き崩れるメンバー。

”次行かなくっちゃね”と
立ち上がり、進行を始めるあーりん佐々木さん。

で、その次の曲が『あの空』。
ビジョンに流れるのが、国立の青空。

狙っただろう。
演出家の佐々木。
あえて、呼び捨てだ。
ここで泣かずに、どこで泣く。

狙ってやったと解っていることの、心地よさ。

最高です、佐々木演出。

最後恒例の、生の声でのももクロ5人でのあいさつ。

でさ。
沸き起こる、このコール。
『世界のももクロNo.1』

ここで伝えなくて、
何処で伝えるこの気持ち。

最後にメンバーの肉声。
『モノノフさんが大好きです』


ついてゆくよ、
あり得ない場所まで。

国立は行くよ。
有安さんお誕生日おめでとうなんだもん。

ナタリー。
記事アップ遅いなと思ったら、
渾身の長編出してきた。(まだ全文読めてないけど)
ももクロ、極寒の西武ドーム公演で国立サプライズに号泣 - 音楽ナタリー

再度、こんなところにももクロ
東洋経済。2014大展望号。
基本は政治の記事だけどね。
この写真は、今年何回も
目にしたよね。