映画《幕が上がる》が、僕の封印していた記憶を甦らせる

僕も文科系クラブの部長だった。
高校時代。

と言っても、数カ月だけど。

1年生の時、クラブには3年生と1年生しかいなかった。

だから3年生が卒業したら自動的に、
1年生から
部長が決まる。

男性は僕を入れて、二人だけ。
そいつは、運動部と掛け持ちで、
そっちが忙しかった。

女性もいたけど、
僕たちの高校時代は未だ、
女性と男性がいたら
男性から決める雰囲気だった。

”長”が付くのは初めてだった。
どうやっていいのかわからなくなった。
部員の意見をまとめられず。
決めることも決めれなかった。


だから、
逃げた。
2年の夏休みが始まる前に、
同学年の女性に部長を押し付けて、
逃げた。

部活を止めた。

それでも部活そのものは嫌いじゃなかったから。
3年になった時に、
何もなかったように部活に復帰した。

部長はその女性のままに。

高校の時は何も思わなかったけど。

大学に入って、
そんな高校時代の自分が猛烈に嫌になった。

で、大学時代は低空飛行で過ごした。
ほとんど友達付き合いしていない。

高校時代の部長のこと以外でも、
過去の自分が嫌になる出来事があって、
積み重なってた。

社会人になって、
ようやく反省が、
解決に結びついた。
『逃げない』と決めた。

実際は逃げだしたくなることも多かったけど。
そうして、
今まである程度は、
頑張ってこれた。

低空飛行から、人並みの社会人には、
なれたと思う。

頑張ってるうちに、
高校時代のことは忘れていた。
嫌だった自分のことを忘れていた。

それを思い出した。
猛烈に思い出した。

映画、『幕が上がる』を見て。

高校時代の自分が、
フラッシュバックしてきた。

僕は弱かったんだ。

だから泣いたんだな。
この映画を見て。
泣いた理由は、これだけじゃないけど。
自分の高校時代のことも確かにある。


でもね。
無駄じゃなかったと思うよ。
時間がかかったけど、
反省して、
それで、弱くなくなったから。

”逃げない”って、
決めることができたから。

写真は高城さんのブログから。

高城さん。
右目幕して
左目だけ映すポーズ多くない?
少なくとも最近は。