ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

2016年3月11日 女川

ついに来た。
女川。

5年前。

僕は関東平野にいた。

震源地から遠い地でも、揺れはすごかった。
その後、TV画面で観た津波の映像は、
現実感が無かった。

流される。車。
崩れてゆく家。

でも現実だった。

その後、ももクロを知り、
ももクロによって女川を知った。

女川や、被災地に一度行き、
自分の目で見てこなくては。

でも、頭でっかちの使命感は、
行動を伴わず。

昨日、予想外に仕事が徹夜になった。

0時を過ぎたあたりで気が付いた。
今年は、金曜日だ。
徹夜したから、
徹夜明けで、帰ってもいいか。

そして、

行くしかないって思った。
仮眠を少し取って、会社を朝早く出た。

女川駅前からは、
海まで真っ直ぐ。

復興を担っている街の人が、
駅から真っ直ぐ海が見えるようにしたいと、
考え、今がある。

着いたのは昼前。

で、ここだけは行き、食べておきたい。
かせい 女川丼。

駅から歩くこと、10分程度。
かせい到着。


そして、ももクロのサインをパシャリ。

そして、特選女川丼。

流石、港町。
新鮮で、美味しい。

食事に満足。

そして、オカセイ側から、
駅方向を撮ったのがこれ。


まだまだだ。
まだまだ,
復興はこれから。

今回女川に行って、
考えたことが一つ。

思い出引きずりながら生きるとは
思い出を忘れて生きる。

忘れないと、前に進めない。
でも、忘れていいのか?
どこか、決められない気がしていた。

女川で考えた。

思い出を、抱きかかえて生きるのと、
背中に背負って生きるの違い。

抱きかかえてると、思い出がいつも目に入る。

それだけ。

背中に背負ってると、
目では見えない。
でも、背中に暖かさを感じる。

そういうことだ。
背負って行けばいいんだ。
完全に気が晴れた。

そして好きなフレーズが女川にて、一つ増えた。

《流されたんじゃない生まれ変わったんだ》


PS
オカセンへ徒歩で行くには、海まで出て、
右側を道なりに。
途中で悩むな、

結人はどこを歩くのか?と不安になっても、
そのまま海沿いに歩いて。