ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

最後の講義

百田さんがナレーションを務めた
TV番組
最後の講義。

結局、
人は、次の人に何を伝えるか?
何を伝えられるか?
何を残せるか?

それを改めて考えさせられる番組だった。

ももクロ
WE ARE BORN.
の歌詞にもあるように、
人は、
『何者でもない』
状態で生まれて。

『何者になる』為に、
個性を出して、
個人を主張して。

それは、結局、
自分は他人じゃないことの証明で、
太古の昔から体に染みついた野生の生存競争の中で、
生き延びるために、もがくことを優先する。

でも、
歳を重ねるにつて、
野生ではなく、理性が育ち。

他人を落とすわけでなく、
他人と共に生きることを覚える。

今の世の中では、
他人と関わることを拒否する人も多い。

何が正しいかは、
人によって、違うと思うけど。

やっぱり、
今の自分があるのは、
今の自分につながる他人がいたからだ。
親でさえも他人だからね。

過去の他人が、今の自分の為にしてくれたから、
今の自分があると強いたら。

将来の他人に、
何かをしなければ。
何かを残さなければ。
何かを伝えなければ。

今の自分があることは、
過去の他人のおかげだから。

最後の講義の教授は、
”沢山の人”に、
自分が考える
”人生に何が必要か”を
伝えた。


僕は、”沢山”の人に伝えたり、
残したりはできないけど。
”少しの人”
もしかしたら、
”一人の人”かもしれないが、
伝えられるように、
考え生きてゆく。

でも、百田さんの声良かったな。
優しかったな。
こんな深い番組のナレーションに起用されて。
なんか嬉しい。

写真は、少し前のブログの百田さん。

えっへん顔。