ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

”ハラハラドキドキ”と”ワクワクドキドキ”の”ドキドキ”は違う

僕は、もしかしたら『ももクロ』に対して、残酷なのかもそれない。

小島さんの『ももクロ導夢録』を読んで、
そしてももクロ2017の円盤を見て。

ももクロ2017のSSAを僕は行ったけど、
確かに”安心”して”観賞”できたんだよ。

楽しかったよ。

でも、”ドキドキ”は、もはやなかった。

”ハラハラドキドキ”の”ドキドキ”は無かった。
当然”ハラハラ”も全くなし。

例えば、2011年のももクリ。
(僕は、DVDでしか見ていないが)

彼女達は、この大舞台に立って、
そのプレッシャーに打ち克つことができるか。

Openingから泣いているが大丈夫か???
と”ハラハラドキドキ”する感じ。

そんな感じは、2017年には無かった。

"ワクワク”はしたよ。
何を今日魅せてもらえるのか?
何を聴かせてくれるのか?

楽しみでしょうがなかった。

そんな、”ワクワク”から導かれる”ドキドキ”はした。

”ハラハラドキドキ”と”ワクワクドキドキ”の心臓への負担は違うよね。
そもそも、全く同じ種類の刺激を心臓には与えないけど。

でも、単純に刺激の強さで考えると、
”ハラハラドキドキ”の方が強いよね。

そう思った。

刺激は、2017年の方が弱い。

それは、『安定』なのかもしれない。

で、その『安定』が、もろくも崩壊した。
2018年1月。

ももクロ導夢録』は、
2017年から書かれているが、
やはりメインは、2018年。
4人になってからのももクロだ。

4人になってしまったももクロを、
現実に受け止めて、
5人時代のももクロを読み。

4人になってから、
数カ月で東京ドームに立ったももクロを、
確認する。

東京ドームへの、
その道のりをなぞっているだけだけど、
本当に、東京ドームに彼女たち4人で立てるのか?

東京ドームが成功したことが解っていても、
それでも、
”ハラハラドキドキ”を感じながら読む。

解った。僕は、
ももクロが、困難に立ち向かう姿に感動するんだ。

それは、彼女達が
『困難』な状態であることを、
肯定しているんだ。

考えれば、残酷でひどい話だ。

どうしよう?
残酷でひどい話であることを、
自分の中に確認してしまった。

どうしたらいいか?

答えが出ない。

それでも、
人はお腹がすくので。
今日は、六本木に行って。

ピザを食べた。

ピザってさ。
この歳になって、炭水化物の塊で、
カロリーのお化けとしか思わないけど。

あーちゃんに、叱咤激励?
あるいは、背中を蹴られ。

ホールサイズで食べた。
ホールサイズの炭水化物。
ある意味、これは僕にとっては、残酷なんですよ。