僕は、もしかしたら『ももクロ』に対して、残酷なのかもそれない。
小島さんの『ももクロ導夢録』を読んで、
そしてももクロ2017の円盤を見て。
ももクロ2017のSSAを僕は行ったけど、
確かに”安心”して”観賞”できたんだよ。
楽しかったよ。
でも、”ドキドキ”は、もはやなかった。
”ハラハラドキドキ”の”ドキドキ”は無かった。
当然”ハラハラ”も全くなし。
例えば、2011年のももクリ。
(僕は、DVDでしか見ていないが)
彼女達は、この大舞台に立って、
そのプレッシャーに打ち克つことができるか。
Openingから泣いているが大丈夫か???
と”ハラハラドキドキ”する感じ。
そんな感じは、2017年には無かった。
"ワクワク”はしたよ。
何を今日魅せてもらえるのか?
何を聴かせてくれるのか?
楽しみでしょうがなかった。
そんな、”ワクワク”から導かれる”ドキドキ”はした。
”ハラハラドキドキ”と”ワクワクドキドキ”の心臓への負担は違うよね。
そもそも、全く同じ種類の刺激を心臓には与えないけど。
でも、単純に刺激の強さで考えると、
”ハラハラドキドキ”の方が強いよね。
そう思った。
刺激は、2017年の方が弱い。
それは、『安定』なのかもしれない。
で、その『安定』が、もろくも崩壊した。
2018年1月。
『ももクロ導夢録』は、
2017年から書かれているが、
やはりメインは、2018年。
4人になってからのももクロだ。
4人になってしまったももクロを、
現実に受け止めて、
5人時代のももクロを読み。
4人になってから、
数カ月で東京ドームに立ったももクロを、
確認する。
東京ドームへの、
その道のりをなぞっているだけだけど、
本当に、東京ドームに彼女たち4人で立てるのか?
東京ドームが成功したことが解っていても、
それでも、
”ハラハラドキドキ”を感じながら読む。
解った。僕は、
ももクロが、困難に立ち向かう姿に感動するんだ。
それは、彼女達が
『困難』な状態であることを、
肯定しているんだ。
考えれば、残酷でひどい話だ。
どうしよう?
残酷でひどい話であることを、
自分の中に確認してしまった。
どうしたらいいか?
答えが出ない。
それでも、
人はお腹がすくので。
今日は、六本木に行って。
ピザってさ。
この歳になって、炭水化物の塊で、
カロリーのお化けとしか思わないけど。
あーちゃんに、叱咤激励?
あるいは、背中を蹴られ。
ホールサイズで食べた。
ホールサイズの炭水化物。
ある意味、これは僕にとっては、残酷なんですよ。