泣け泣け!と来られたら、
「絶対泣くもんか!」と、
心に鍵をかける。
泣け泣け!と来ても、
泣け!と来たとは別のことで、
かかった鍵を解除される場合には、
泣いてしまう。
そんなドラマは、泣けるドラマになる。
そして、それ以上に良いドラマは、
泣くことを予想していないのに、泣いてるドラマだろう。
NHKでの『プラスチック・スマイル』もそんなドラマだった。
そして、今回の
「約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~」も、
泣くことを強要されてもいないのに、観て泣いていた。
そんなドラマに百田さんは、
主役としてや、重要な役どころで出演してる。
贔屓目なくて、自然な演技。
今回のドラマを見ての感想。
百田さん、不細工な顔が上手いな。
すっぴんで、
落ち込んで、
途方に暮れて。
楽しい感情を忘れた人の不細工な表情。
百田さんは、
「役者だ」って思った。
それと、土屋太鳳さんとの声の相性が、いいよね。
二人のデュエットは、ずっと聞いていられるぐらいの心地よさ。
ずっと昔からそうであったかのような自然さ、
二人で歌ってきたことのあたりまえ感が滲み出ている歌声だった。
それにしても不思議なドラマだ。
不思議な観後感だ。
タイムスリップ劇は、
そこが浮いてしまうことが多いけど
このドラマは、タイムスリップしたことが気にならなかった。
そこもドラマにすんなり入り込めての、
泣く予定もないのに泣いた理由かな。
主人公が小沢翼で、百田さんが大空つばさ。
Wつばさか。
そんな二人。
大空つばさ
なんか聞いたことあるな。
大空翼?
だとすると大空つばささんの、本名は、
「岬」さんが良かったかも???
(そんなわけない。そんなことを入れるようなドラマじゃないもんな)
「