ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

アルバム=MOMOIRO CLOVER Z 1曲目 『ロードショー』

ももクロとして5枚目。

TDFとして1枚目のアルバムの開始を告げる曲。

 

更には、、4人になったももクロが1年間の助走期間を経て、

”前よりも高く跳ぶ”ために扉を開いた1曲目であり、

観客含めての全てが出演者のShowの幕開けの曲である。

 

月刊エンタメ6月号に載った月蝕会議・エンドウ氏のコメントでは、

宮本さんから、2 Unlimitedno【Twilight Zone】をサンプリングし、"Showの始まりを示唆する曲”のリクエストがあったそうだ。

 

だからクレジットは、原曲の作家陣と、月蝕会議となる。

 

ももクロには、珍しい昔はやったディスコ調。それも一番キラキラしていた時の。

 

『始まりは今、この場所から。これからは皆様が、Showの一部』

 

ももクロは、デビュー当時は、オリジナルの持ち歌が少なかったから、

カバー曲も歌った。

けど、シングル、アルバムを出すたびにオリジナルで勝負して、

カバー曲や、元歌があるものは、珍しくなっていた。

 

そんな中、このアルバムでは元歌があるもんが、全13曲中3曲もある。(Bonus除)

1曲が日本曲、2曲が外国曲。

 

その外国の曲を元歌にした曲が、アルバムの最初と最後。(Bonus除)

そしてこの2曲とも『ショー』

曲の雰囲気も、メンバーの歌い方も、この2曲は全く違うんだけどね。

宮本さんの頭の中が、理路整然と狂ってる(僕の中では、最上級に褒めてます)ことの、証明でしかない。

 

BONUS記載

 今日ネットで素敵な例えを見つけた。

 ベビメタのファンが書いてた例え。

 ヘビーメタル自体のファンから、”自分で作詞作曲していないじゃんベビメタ”は、と言われて。

 ベビメタはF1ドライバー。エンジンも、タイヤも、車体も最高のものを、他人が用意して、それを最高に運転する。

 確かに。

 別に自分で歌を作らなくて、別の人が作った最高の歌を、最高に歌えることができれば、それでいい。

 最高の車を作れる人が、最高のドライバーではないように、最高の車を、一般の人が運転しようとしても、多分ゆっくりとしか動かせないように。

 最高の歌を、最高に歌えること。それが最高のシンガーだよね。

 ももクロもさ、このアルバムで、いろんなテイストの最高の歌を、

いろんなテイストで最高に歌ってると思うな。

最高の歌を、最高に歌うことは難しいよ。