ももクロとして5枚目。
TDFとして1枚目のアルバムの開始を告げる曲。
更には、、4人になったももクロが1年間の助走期間を経て、
”前よりも高く跳ぶ”ために扉を開いた1曲目であり、
観客含めての全てが出演者のShowの幕開けの曲である。
月刊エンタメ6月号に載った月蝕会議・エンドウ氏のコメントでは、
宮本さんから、2 Unlimitedno【Twilight Zone】をサンプリングし、"Showの始まりを示唆する曲”のリクエストがあったそうだ。
だからクレジットは、原曲の作家陣と、月蝕会議となる。
ももクロには、珍しい昔はやったディスコ調。それも一番キラキラしていた時の。
『始まりは今、この場所から。これからは皆様が、Showの一部』
ももクロは、デビュー当時は、オリジナルの持ち歌が少なかったから、
カバー曲も歌った。
けど、シングル、アルバムを出すたびにオリジナルで勝負して、
カバー曲や、元歌があるものは、珍しくなっていた。
そんな中、このアルバムでは元歌があるもんが、全13曲中3曲もある。(Bonus除)
1曲が日本曲、2曲が外国曲。
その外国の曲を元歌にした曲が、アルバムの最初と最後。(Bonus除)
そしてこの2曲とも『ショー』
曲の雰囲気も、メンバーの歌い方も、この2曲は全く違うんだけどね。
宮本さんの頭の中が、理路整然と狂ってる(僕の中では、最上級に褒めてます)ことの、証明でしかない。
BONUS記載
今日ネットで素敵な例えを見つけた。
ベビメタのファンが書いてた例え。
ヘビーメタル自体のファンから、”自分で作詞作曲していないじゃんベビメタ”は、と言われて。
ベビメタはF1ドライバー。エンジンも、タイヤも、車体も最高のものを、他人が用意して、それを最高に運転する。
確かに。
別に自分で歌を作らなくて、別の人が作った最高の歌を、最高に歌えることができれば、それでいい。
最高の車を作れる人が、最高のドライバーではないように、最高の車を、一般の人が運転しようとしても、多分ゆっくりとしか動かせないように。
最高の歌を、最高に歌えること。それが最高のシンガーだよね。
ももクロもさ、このアルバムで、いろんなテイストの最高の歌を、
いろんなテイストで最高に歌ってると思うな。
最高の歌を、最高に歌うことは難しいよ。