ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

ももいろクリスマス 2019 ~冬空のミラーボール~ ; 降り注ぐ多幸感の先の新たな目標

『多幸感』という言葉は、ももクロで知った。

少なくとも、『これが多幸感か』と感じたのは、ももクロ現場が最初だ。

あれはいつだったかな?

 

24日のライブでも多幸感を感じて、そして『多幸感』にも種類があるんだなと思った。

 

ももクロは、春、夏、冬と定期的に大きなライブを開催する。

 

”春”のライブでは、春の響きとともに”心温まる多幸感”

”夏”は、まさしく”熱気と高揚の多幸感”

 

そして”冬”は、”静かに余韻に浸る多幸感”

 

今回で10回目のももクリだそうだ。

僕は、2013年のももクリから参加している。LVの時もあったけどね。

 

2013年からずっと。ももクリの始まりは、PRIDEのテーマだった。今回は違った。

最初にステージに出てきたのも、ももクロではなかった。

ヒューマンビートボクサーによるパフォーマンス。

楽器としか聞こえないのこれが。

 

アンコールでは、OVERTUREが流れて、出てきたのがももクロではなくて、

またしてもヒューマンビートボクサー

本当に楽器としか聞こえない。人が声で演奏しているとは思えない。

その後ももクロが出てきて、ヒューマンビートボクサーももクロ+コーラス隊で、

TDFを歌ったんだが。

これは、楽器演奏してるよねとしか思えなかったから、バックバンドを観たけど、

バックバンド演奏していないんだよね。もうびっくり。

だから、ももクロが出てくる前にヒューマンビートボクサーの演奏を、しっかり見せて、聴かせておくことが必要だったんだと思った。人間の声だけで、まさしく楽器の音色が出せることを証明するために、ももクロの前に出てくる必要があったんだ。

でこの、”ヒューマンビートボクサーももクロ+コーラス隊”の歌が、正確でね。

ももクロは、音源流してるんじゃないかと思うほど、正確なんだ。本当に、ももクロは歌がうまくなったと、驚愕レベル。

 

そのバックコーラスに今回は男声が混じり、より多様性と厚みを増した気がする。そしてその男声が、中西圭三という。

 

ももクロには、

バラードにいい曲が多いなと再確認した日でもあった。

きみゆき、白い風、灰ダイ。

そして今回の、個人的最大の収穫が、『空カー』

僕の中では、今まで、『空カー』は、バラードっぽい歌の仲間だったんだよね。

それが今回、バックバンドはDOWNTOWN SWING ORCHESTRAということで、ストリングスや管弦楽器を多くした編成で。

そのスイングオーケストラ風に、アレンジを変えてきた『空カー』の歌い出しまでの入りが最高に、落ち着いたクリスマスで。歌に感情を込めることができるようになったももクロが歌って、今のももクロが歌って、最高のバラードだった。

 

だから24日のライブの、個人的MVP曲は、『空カー』で決まりかけていた。最後の歌が始まるまでは。

 

オーラスは、『The Show』

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写真はナタリーから。

この写真は、たぶん歌い終わった後に、中山さんと絡んで、最後あっかんべーをしてるところだと思うけど。

歌ってるときは、この長椅子に座ったままで。片手に写真用に風船を持って。上半身や、足を少し左右に振る(当然タイミングを合わせてね)ぐらいの動きしかしなくて。

それで、The Showを歌ったんだが。

 

24日は、ラス前が確か『白い風』だったんだよ。

これも冬のバラードの定番、名曲。僕は、白い風を聴けば自動的に、暖かいものが込みあがてくる体質になってるんだけど。

けど、24日は泣くのは耐えたんですよ。耐えれたんですよ。

でも、『The Show』で耐えられなかった。

というか、自然と涙が流れた。

人間ね、幸せすぎると涙が流れるよね。それもね、自分の意思とは関係ないところで。

幸せすぎて、涙が溢れるよね。

 

幸せが充満した空間で多幸感を感じるのだと思うけど。

24日のSSAは、その”多幸感”自体が充満していて、”多幸感”が降り注ぐような空間だった。僕は、4階天空席だったけど。(天井近くまで人が入って、SSAのキャパは2万人弱なんだ。3万人は入るものと思っていた。)

 

natalie.mu

記事はナタリー。25日の。

 

百田さんが、『新国立でのライブ』を宣言したんだね。

笑顔の天下取りは、ゴールの見えない永遠の目標だけど。

僕も行くよ。新国立。

ももクロの夢は、モノノフの夢。

今一度、この言葉をかみしめよう。