ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

シャチ ZERO!!!! 配信ライブ

 

川の源流近くで砕け散った岩のかけらは、

鋭角で、危険な存在で。

 

それが、ぶつかり転がり、

河口に近くになるにつれ角は取れて、

丸くなる。

 

ももクロも、エビ中も10年選手になったけど、

シャチはまだ10年になっていないから、

未だ河口には到達していない。

 

ニゾンを聴いていてそう思った。

まだ少し角がある。

角があるので、少しだけ隙間がある感じ。

 

でも、丸まってばかりがいいわけじゃない。

そこは好き嫌いの領域だ。

 

なんたって、シャチは改名し、

Super Tough Strong Energy Positive Exciting Soul 

 

そう、ストロングスタイルだ。

 

少しぐらい角があっていい、

いや、

角があるべきだ。

 

サウンドを鳴らすのは、

ギター、ベース、ドラムの必要最小限。キーボードさえない。

そして、ブラス民としてのホーン隊。

音的には、可愛さとかの欠片もない。

 

ロックだな。

力で突き通すロックだな。

 

昔のシャチも、今のシャチも、ライブを通してみたのは初めてだったが、

昔のシャチとは、

違うんだというのはよくわかった。

 

シリアス、ストロング、リアリティ。

今回のイメージ画(?)がこれだもんな。

f:id:hplfthks8:20200802010845p:plain

シャチ ZERO

今までのシャチや、他のスタダグループと、違いが判りすぎる感じの絵だ。

 

この絵の通り、ライブ自体もソリッド感満載のものだった。

 

詳細は、ナタリー記事で。

natalie.mu

 

それにしてもシャチはタフだね。

ずっと歌って踊って。

ほぼ休みなしで。本当にタフでストロングを体現している。

 

シャチは、シャチで進化をしているのがよく分かった。

 

よくわかったのがもう一つ。

というか、再確認。

 

秋本さんの歌声。

宝物だよね。

癒しだね。

 

百田さんの歌声が、時に子供の歌声で、

子供に癒される感じなのに対して。

 

秋本さんの、歌後は、ふんわか気分そのもの。

ふんわかソファーに包まれて座ってる感じ。

 

その秋本さんの歌声がストロングスタイルのシャチの中で。

その中で、混ざったり際立ったり。

 

それは他のグループには無いから、

シャチの特色。

シャチの特色を作る宝物。