ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

ももクロ 夜話 玄冬

カバー曲は難しいと思う。

歌う方は当然として、
聞く方も。

いろんな人に歌われた歌は、
オリジナルのことも忘れられているが。

オリジナルの歌から期間が短かったり、
オリジナルが強烈だったりした場合。
オリジナルから逃れにくい。


玉ちゃんの卒業。
確かに後半気持ちが乗ってきたと感じる。

でも、心の叫びみたいなのは、感じなかった。


尾崎さんは、学校で実際に先生に抑圧されて
いたからね。
それを飛び出して歌を歌っていたからさ。

卒業を聴いたら、
僕の頭の中に尾崎豊の声が響く。

それは、高城さんのHello Againや
夏菜子の宙歌もそう。

少なくとも僕の頭の中には、
オリジナルが流れていた。

そしてオリジナルと、
彼女たちの歌が比較されていた。
オリジナルには勝てない。


白秋から1年と半分くらい。
彼女たちは確実に歌が上手くなっている。
それは、認められ、
嬉しくなってしまう。

でも、未だまだ彼女たちはオリジナルには勝てない。

そんなことを思っていた。
ノーサイド』を聞くまでは。

僕はユーミンが好きだ。
その中でもノーサイドが一番だ。

ユーミンの歌声を聴きたくなったときは、
先ずノーサイドが頭に浮かび、
ノーサイドを聞く。

僕が好きな、彼女の良さが詰まった曲で、
ノーサイドを一曲聞けば満足してしまうほどだ。

2014年冬。
玄冬。

ここでももクロによって歌われた「ノーサイド」を
聴いたが、僕の頭の中には、ユーミンのオリジナルは
流れなかった。

ももクロの歌声だけだった。

彼女たちは、このライブの間にさえ、
成長したのか?
それとも、5人揃えば、力が増すのか?

ノーサイド』いい歌なんだよ。

オリジナルの壁を乗り越えた彼女たちは、持ち歌を歌わせたら
無敵でしょ。
オレンジノート、
灰ダイ。

聴かせるな。


次が楽しみだ。
秋、冬と来たので、
春、夏か!

次こそは現地で聞きたい。

写真は夏菜子のブログから。
やっぱり夏菜子は、子供だ。
(心は!)