舞台版幕が上がる。
解釈について、特に劇中劇の銀河鉄道の夜。
カンパネルラのお父さんが45分で、
息子の死亡を受け入れたの件。
何人かが気持ちを綴っていて。
昨日のカーテンコールで、
出演者の一人が、個人的にいろいろあって
辛かった時もあったとも言っていた。
重たいのは嫌いだけど。
僕も感想を。
カンパネルラのお父さんは、45分で、
自分の息子の死を受け入れられない。
もしかしたら、一生受け入れられないかもしれない。
でも、受け入れるしかない。
それは、立ち止まっていられないから。
カンパネルラのお母さん、
つまり奥さんや、
もしかしたらカンパネルラには兄弟がいたのかもしれない。
自分の子供たち。
家族のために生きていくのが正解で、
そのためには現実を受け入れることが必要だ。
あの言葉は、確かにジョバンニに言ったけれど、
あの言葉は、自分にも言った言葉だ。
現実を受け入れるために。
ジョバンニから聞いた、
カンパネルラの疑問。
悩まなくていい。
カンパネルラは正しいことをした。
カンパネルラのお父さんは、
カンパネルラを誇らしいとさえ思ったんだと思う。
だからそんな息子のずっと一緒にいる。
陳腐な言葉だけど、
カンパネルラは、お父さんお心の中にずっといる。
それは、ジョバンニの心の中にも。
ずっと一緒だ。