ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

僕の大好きな妻 感想

2022年7月23日最終回を迎えた。

 

このドラマは、ある意味、

百田さんの顔芸を楽しむドラマだった。

 

音を消して、

前後の説明も無くして。

その瞬間瞬間の百田さんの表情だけを観れば。

楽しい。

驚いた。

悲しい。

つまんない。

苦しい。

元気がない。

 

手に取るように分かった。

 

僕は基本的には、ドラマは見ない。

そんな僕が、久しぶりに『ドラマ』を全編観た。

 

今までも、ももクロメンバーがドラマに出ることはあった。

玉井さんもドラマに出た。

でもそれらは(僕は基本録画してみるので)『ドラマ』を観たというよりは、

『ドラマに出ているメンバー』を観ていたのだと思う。

 

今回は、『ドラマ』を観た。

『百田さん』が出ていたから見始めたのは事実だけど。

 

考えさせられることいっぱいあったな。

 

重たいテーマなんだけど、

重たくならないように、

でも考えるべきことは考えさせられるようにできていたドラマ。

《僕の大好きな妻》

原作は、マンガ《僕の妻は発達障害

原作者は夫婦共作で、奥様が発達障害で、タイトルそのままなんだけど。

 

このドラマは、原作をそのままではない。

でも、ベースは原作ドラマで。

 

最終回の1回前の最後。

アパレルショップに復帰した知花だったが、また失敗してしまい。

 

次回(最終回)紹介の中で、

ベッドから起きられなくなった知花。

漫画賞受賞して(たぶんそのまま連載決まる)悟。

が出てきて。

www.youtube.com

 

知花は、働きたい。

そのたまには周りの理解が必要、

職場が発達障害に理解があれば働き続けることが容易になると考えている。

悟は、連載が決まったら、アシスタントが必要なのは、容易に想像できる。

 

あ!そうか!あの回で、知花が、漫画工房(悟の職場)行ってアルバイトしたことが、ココにつながってくるんだ。伏線回収だ。

 

そうだね、知花が悟のアシスタントになって働くことが、ハッピーエンド。

原作者夫妻とも重なり。

 

 

とか先回りして考えてたら、別の形でエンド。

今回の終わり方のほうが正しいんだろうな。

 

今まで理解がなかった人の理解が進む形なので。

 

それにしても考えさせられるドラマだった。

発達障害

いや、

誰だってできることとできないことはある。

僕だってスーパーマンではない。

 

でも、やっぱりどこかでこんなことはできて当たり前という感情は持っていて。

だから、今まで僕は、多くの人を傷つけてきたんだろう。

【なんで、お前はこんなこと”も”できないんだ】と、

怒鳴ったことはある。

 

自分だって、全てをできることないんだけど。

自分も、【なんで、お前はこんなこと”も”できないんだ】と怒鳴られたことはあるし。

自分で、【なんで、お前はこんなこと”も”できないんだ】と落ち込んだこともある。

 

この10年ぐらいから。

『出来ないことは出来ない』

ことを認めたのは。

まずは自分に認めて。

 

その後は、他人へも認めて。

 

でもこのドラマで考えた。

『出来ないことは出来ない』ことを認めただけでは不充分で。

 

『出来ないことを補い合う』ことが重要なんだと。

 

考えさせられて、気づかされたドラマだった。

 

そしてこのドラマの主題歌が、

ももクロ

なんとなく最低な日々

 

ドラマにぴったりで。

ドラマの内容をよく理解したうえで作られた歌のような気がする。