ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

アルバム『祝典』+ツアー『祝典』 (その9)

祝祭第二部の2曲目。

 

”なんとなく最低な日々”

作詞作曲 Momさん。

ももクロへの楽曲提供ははじめましての人。

 

よくわからない人すぎてHP調べに行ったら、

ももクロと完全同世代な感じかな?

PROFILE | Mom Official Website

 

Momさんいわく。

「なんとなく最低な日々」は、それぞれ持つ情緒や孤独な時間感覚についての歌です。

なんとなく心許ない時、ひょいと引っ張り出して気持ちに沿わせてみてくださいね。

 

誰しも持ってる不安定な部分、感情を歌った歌で。

その感情に押しつぶされそうな時に、自分だけが孤独に戦っていると感じるのでなくて、同じ思いの人はたくさんいて、それぞれ心もとないと感じているだろうが、実はたくさん自分と同じような感覚の人はいるので、孤独さを感じることないよ。自分のペースで休んでいいいよって。そんな歌。

 

そう、これは百田さんが主演を務めたTVドラマ『僕の大好きな妻』にもつながるテーマ。

 

そうなると問題、疑問発生。

 

そもそもアルバム『祝典』の中では、この歌は”momo”と"stay gold”との間に挟まれている。”momo”と"stay gold”とも力強さが前面の歌。それを考えると。

神様だって、ときには心が弱ることだってあるさ。

あるいは、再び戦いに向かうまでの心の休息。

この歌の位置付けはそんなところか。

 

この歌はいつ発注されて、いつ出来上がってきたのだろう?

アルバム『祝典』のコンセプトが固まった後だとは思うんだ。

その時に、百田さんの主演の話は決まっていたかどうか?

 

TVドラマ側からのコメントでは、

ドラマのコンセプトに合っていたからこの歌をアルバム『祝典』の数ある曲の中から選んだとの話が出ていたが。

 

そこはどうかな?

ドラマの内容を前提にして発注した気がするんだな。

 

何回聴いてもこの歌は異質なんだよね。

アルバム『祝典』の中でも異質だし。

従来のももクロ楽曲としても異質。

 

ももクロの楽曲は、力強さや、元気、背中を押してくれる、そのような歌が多くて。

力強さが無い場合は、優しさがあるんだよね。

要するに《前》を向いている歌。

 

異質といえば、”白金”なんか、出だしは衝撃の暗さだけど、最後は《前》を向くんだよ。

 

それらに対し、この歌は最後まで前向かないよね。

最後は、みんな一人ひとり違っていていいよって。

それで終わってる。

 

何が言いたいかというと。

この歌は明らかにTVドラマ前提の歌。

そして今後のももクロ楽曲の方向性に影響する重要な歌。

 

何だかんだ書いたが。

僕は好き。

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