拓ちゃん。
引退宣言して、
僕は本当に残念で。
でも、引退はライブ活動についてで、
歌作りはすると聞いて、
僕は嬉しくなって。
そして今回、新アルバムが出た。
拓ちゃん選曲による、
「Another Side Of Takuro 25」
拓ちゃん選曲による、
あまり光が当たっていなかった歌が並ぶ。
もうね、僕は嬉しくて。
大好きな歌が詰まってるんだ。
☆たえこMY LOVE
餓鬼んちょだった僕が、”吉田拓郎”に出会い。
出会った当時発売された歌。
あぁなんて昔ばなしだ。
ガキだった僕の耳にも聞こえた声。
「こんなのはフォークじゃない!」
「拓郎も歌謡曲歌手になったか!」
知って直ぐに僕の神になった拓ちゃん。
「拓郎が言うならば、それがフォークだ」と、
憤っていた当時の僕。
そして月日が流れ、ほんの最近拓ちゃんの口から出た
「僕はフォークじゃないんだよね」
「僕は、R&Bが大好きだから、それがベースなんだ」
そうだったのか。
”たえこMY LOVE”は別にフォークではなかったか。
そうだよね。
でも大好きな歌に変わりはない。
☆Y
最初の一文字。
それが拓ちゃんの声で、
音符とともに僕の耳に届いたら。
僕はもうすでに無く準備はできている。
証明は、僕も目だ。
今にも瞼に溢れそうなぐらいに、暖かい水がたまる。
なんかもう、歳を重ねるたびに、溜まる暖かい水の量が増えている気がする。
過去は優しいけど、
過去は残酷で、
過去はもはや変えられず、
過去は謝っても謝っても時には許してくれない。
歳を重ねるたびに、過去が増えてゆき、
歳を重ねるたびに、過去がのしかかってくる気がする。
そんなことをこの歌を聞くと思う。
この調子で曲ごとに書いてゆけば終わりが無い気がするので、
強制終了。
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当時よく拓ちゃん絡みで”後藤由多加”という名前が出てきたけど、この人だった。