数年前の話。僕も名前を知っているような人が沢田研二さんのライブに行き。
「僕の知ってる曲=昔の曲を全く歌わない。これで、来ているファンは喜んでいるのだろうか?僕は途中で帰った。」的なことをSNSで発した。
沢田研二さんは、最近も新曲を出していて、ライブはその新曲を歌う場なのだそうだ。だからずっとのファンはそのことを知っているので、その有名人への反論だ出ていた。その有名人が、何も知らないだけだと。
そんなことをフジファブリックのステージを観ながら思い出していた。
個人的には”たぶん”初生フジファブリック。
僕は、フジファブリックのファンではないので、最近の彼らの音楽の事は知らない。ステージから流れてきたのは、僕の知っている有名な代表曲の流れではないと感じた。
それはそうだ。その有名曲は20年程度も前の歌だ。
バンドも成長するし歳を取る。演奏する音楽も変わるのはあり得る。
最後の演奏で僕の知っているあの有名曲のイントロが流れてきた。
お~!という声が自然と出た。
歌詞も、ほぼ覚えている、口ずさむ。
腕をあげてこの歌が聞けた喜びを僕なりに表した。
《若者のすべて》
ちょうど陽が落ちる手前の時間。
”夕方5時のチャイム”が聴こえてきそうな雰囲気だった。
☆くるり
僕的には初生 くるり。多分こちらは確定でいいと思う。
名前は知っているが、その音は聞いたことが無い。
どこかで流れてきたとは思うが、全く引っかかってない。
ここが、フジファブリックとの違い。
フジファブリックは僕の中にその音のイメージがあったが、くるりには無かった。
だから素直に流れてくる音を受け入れることができた。
事前イメージがあるのも、良し悪しだね。
くるりは、本フェスの主催者でもあるし、ステージのトリでもあるので、一言で表せば、フェスにしては豪華な音にしてきたな。
ストリングス隊が何曲も奏でるんだ。
日も落ち、夜が来た京都の夜はようやくすごしやすくなった。
☆その他
ロケーションは良かった。
こんな街の中で、フェスできるんだね。という感想。
郡山の時も、街の真ん中の公園だったけど、
今回はそれ以上に街の真ん中の公園。
この出演者名が載ってる暖簾は、粋だよね。