バイバイでさようなら:ももクロからのプレゼント

僕は男兄弟だ。

母親は、娘が欲しかった。

僕には妹がいたそうだ。
死産だったけど。
母親は、娘だったと。


だから母親は、僕が結婚したときは喜んだ。

息子に嫁さんが来たことでなく、
自分に娘ができたことに。

あっと今の2年間だった。

母親は、早く忘れた方がいいという。
いつまでも、立ち止まっていてはいけないと。
でも、ずっと覚えているのは、母親の方なのは、
解ってる。

仏壇はまだない。
位牌は小さな置台においてる。
位牌の奥に、大きな遺影を置いていた。

それを今日、天井近くの壁に掛けた。

少しだけ、忘れるように。

ももクロの3rdアルバム曲。
バイバイでさようなら。

突然の場合。
逝く人もリハーサルはできないけど、
逝かれる方もリハーサルはできない。

リハーサルができない分、
心が無防備だった。
ダメージは大きく、
長かった。

この2年間。
実際のところ。
ももくろの存在は大きかった。

ももクロに出会っていなかったら、
ダメージからの回復はもう少しかかっているのは、
絶対事実だ。

そして今回のアルバムで
この曲をプレゼントされた。
”バイバイでさようなら”

前を向いて逝ったのかな?
きっとそうだ。そう思う。