ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

アルバム『MOMOIRO CLOVER Z』BONUS ももクロの令和ニッポン万歳!

ももクロの一番売れている歌。

CDの売り上げ枚数ではなくて、多くの人がももクロと聞いて思い浮かべる名前の売れている歌は、『怪盗』なのは、間違いないだろう。

 

作者は、ご存じヒャダインこと前山田健一さん。

前山田さんは、『怪盗』の他にも、『ワニシャン』『Z伝説』『猛烈』等々多くの楽曲をももクロに提供している。それらは、今も、ももクロの代表曲として歌われている。

前山田さんの作詞の特徴として、メンバーにインタビューし、その内容を歌詞に落とし込むことがある。それゆえ、ももクロなら、まさにももクロももクロを歌うことで、説得力が増すことが上げられる。

 

前山田さんのももクロの提供曲の一つが、今回の歌の下書きになった『ももクロのニッポン万歳!』がある。この歌は、47都道府県を入れ込んだ歌だが、2011年東北を襲った大災害を受けて、最後のパートは東北。途中の歌詞は、おちゃらけているが、最後は東北に元気を出して、諦めないでと歌う。

 

話は少しそれるが、ももクロがこの歌を被害にあった人に笑顔を届けるために東北で歌い、それを見ていた少女が大きくなって。ももクロの10周年をみんなで祝おうと開催された夏Sで、恩返しとしてこの東北パートを歌うという。物語は続くね。

 

東北の震災の後も、地震や大雨(”爆弾”低気圧の呼び方よ)が、日本を襲った。だから、そして今回、”令和”版になったこの歌は、日本全国に対し希望をその胸にと歌う。

 

都道府県のパートでの面白いところ。前山田さんのメンバーインタビュー(今回も行われた)内容の発揮結果。ももたまい推しには、新潟でしょう。高城さん推しには、北海道の入れ歯。あーちゃん推しには、相変わらず関東制覇してるしね。奈良のピンク空、大阪の鶴瓶さん。ももクロをよく知ってる人しか、何を歌ってるかわからないよこれ。前山田さんの真骨頂発揮。

 

ももクロのニッポン万歳!』が収録されたのは、ももクロの1stアルバム。その、ボーナストラックとして収録された。

この1st アルバムは、6人から5人になった後に発売された。

そして今回。TDFとしての1st アルバムのボーナストラックとして収録。5人から4人になった後に発売された。できた物語だよね。宮本さんの頭の中を覗いてみたい。本当に。

 

前山田さん。

1stアルバムには、12曲中3曲(ミライボウル入れたら4曲)提供した。加えて、ボーナス収録曲。

2ndアルバムには、全13曲収録。その中で前山田さんは、作詞作曲で1曲。作曲で1曲。でもこの作曲したのが、名曲『灰ダイ』。

このアルバムの件で、前山田さんは少しももクロと距離を置く期間ができて。

その後、川上さんとプロレスで仲直りして。

3rdと4thには、各1曲。

 

そして今回、5thには、本編には0曲でボーナス曲のみ。

 

僕がももクロにハマった2012年ごろは、ももクロヒャダイン的な雰囲気があったと思うんだよね。多分ヒャダイン本人もそう思ってて、それが2ndでの件につながると思うんだけど。

 

今回の令和版を聞いても、前山田さんの作詞のアイディアは、抜群と思う。ももクロメンバーそのものが歌われている。

でもももクロが大人になって。大人になったからこそ歌える歌を今回のアルバムのベースの考えとすると。大人になったももクロ=表現力が付いて他人を演じることができる

ことだと思う。そう考えると、メンバー自身のことを歌うのではない歌詞が必要になるよね。

それが、今回の前山田さんの収録曲数に現れてるのかな?

 


ももいろクローバーZ / 5th ALBUM『MOMOIRO CLOVER Z』全曲視聴TRAILER

 

ニッポン万歳のMV=青春ツアーご当地ビデオ総集編ですね。