サラバ、愛しき悲しみたちよ 。
32878641回。
怪盗と比較し、1千万回の差があるが、
このMVがUPされたのが、2012年11月であることを考えると、
再生回数が多いといえる。
怪盗のUPは、2010年4月である。
作曲は、布袋寅泰さん。
ギターも布袋さん。
だから、ロックである。
バリバリのロックかと聞かれたら、
僕は解らない。
でも、何の先行知識もなく、
初めてこの歌を聞いたら、
『もしかしたら、布袋さん作?』と感じるほど、
布袋さんである。
だからももクロの中では、ロック色の強い部類であるのは、
間違いない。
初の日産ライブで、
いきなり布袋さんがギターを鳴らしながら、
舞台のてっぺんに登場したときは、
やっぱりぞくぞくした。
ももクロサイドから、オファーがあった時、
一旦は(マネージャー?が)断った。
が、再度オファーがあり、
その時ももクロのことを布袋氏は、知らなかったが、
食事をしていたDJのクリスさんに、
ももクロからのオファーの話をしたところ、
”絶対受けるべきだ”と進言され、
受けることになった。
だから、クリスさんの功績は大きい。
でも、この歌がここまでMV回数が上がってるほど、
広く知られた原因は、
布袋さん作ばかりではなく、
テレビドラマ『悪夢ちゃん』の主題歌に使われたことが大きい
と思う。
当時、このドラマはヒットし、
それでこの歌が、広く伝わることになった。
MV撮影時は、振付はそんなにMV内に、使用される予定は無かったらしく、
少ししか決まってなかった。
が、急きょMV内での振付の頻度が増え、
その場でこの歌の振り付けの大部分は作られたらしい。
個人的には、
全員が揃って、斜め後ろに動くところが好きである。
振りの途中にスカートの腰のあたりを持って、
揺らす仕草があるが、
かつてのライブの衣装がパンツルックであった時に、
わざわざ石川先生は、衣装にフリフリ部分を付けてもらったぐらい、
そのしぐさにこだわりを持っていた。
MVそのものは、絵本の中をモチーフにし、
メンバーの頭が繋がっている造形など、
若干ダークファンタジーっぽさがある。
白と黒の世界。
この歌は、
2015年4月時点でもう既に、
怪盗に次ぐ再生回数27365k回になっているので、
UPされ一気に再生回数が伸びたことが解る。
当然2012年10月には、世に出ていない。