1曲目が、《誇り高きアイドル》だった。
僕は、1曲目で高城さんのアイドルを続けることへの意志、思いそして決意を感じた。
1曲目からだ。
僕はこの《誇り高きアイドル》は、アイドルをやっている人が、アイドルをやり続ける決意の歌だと思っている。それ合ってるよね?
とき宣の坂井さんの歌ってみたで、知ったんだけど。初めて聞いたときのそれを感じた。
誇り高きアイドル / 坂井仁香【歌ってみた】 - YouTube
僕は、高城さんを誤解していた。
というか、今回初めて高城さんのソロコンに参戦した。だから、高城さんをよく知らなかったというのが正しいか。
ももクロの中の高城さん。
つまり"ももクロ"というフィルターを通しての高城さんはよく知っているつもりだが、そのフィルターが無い、高城さん個人としてを今まで見ていなかったんだと思う。
先ず言いたい。
今回の『30祭』最高だった。
高城さんのソロコン何か勘違いしていた。
MCで今回のソロコンは、今まで以上に長時間で、今まで以上の曲数と、今まで以上に何もかも詰め込んだって言っていたけど、だから今回の『30祭』が、特別だったかもしれないが。
そんなことはどうでもよくて、最高だった。
ライブ内容は細かく正しくナタリー記事で。
だから僕はいつものように思いつくままで。
今年で30歳になる高城さんのその誕生日を祝うための祭りとしての『30祭』。
これは、紫推しが、推しに対しておめでとうを言って、誕生日をお祝いする場であり、
高城さんが、自分の誕生日をみんなと一緒に楽しむ場であり、
30歳になっても、結婚してもアイドルを続ける自分に対して応援してくれていてくれる人たちへの感謝の気持ちを伝える場でり、
そのお返しに、アイドルを続ける決意表明の場だった。
そして、そして自分を生み育ててくれた両親への感謝を伝える場だった。
何が僕は高城さんを間違って認識していたか?
その一つが、
10. 新時代
11. アイドル
12. MYSTERION
13. レディ・メイ
の流れ。
特に、《アイドル》ー《MYSTERION》の流れのカッコ良さよ。
ダンサーを引き連れセンターステージで激しく歌って踊る高城さんのカッコ良さよ。もうね、高城さんって、こんなにかっこよかったんだ、こんなに激しいダンスを踊りながら歌うことができるんだっている、僕の今までの誤解と発見。
それと高城さんが、《レディ・メイ》を選曲する意外さ。あーちゃんならわかる。でも高城さんは意外。でも、色気を出すんだよ。この曲は、ももクロの中では珍しく色気満載の歌なんだよ。
僕の中の高城さんは、”笑顔がいちばんれにちゃん!”で、菩薩で、優しさと柔らかさの権現で。だからさ、ハードさやタフさのイメージなかった。
《誇り高きアイドル》
《わたしの一番かわいいところ》
《新時代》
《アイドル》
をセットリストに入れたことも、高城さんがアイドルでいることの意志を感じたこと。
《新時代》の歌い出しが聞こえた瞬間なんて、元歌のAdoのある意味暴力的な歌い出しに負けない感じがして。
高城さんが、自らを新時代(30歳代、結婚してもアイドル)に向かうことに対して、道なき道を進むこれからが、”新時代”だっていう思いなんだろうね。
僕の中の高城さんは、自分の意志を周りに上手く伝えられないというか、遠慮してしまいがちというか。そんな性格だと。
最初の方のソロコンの時、スタッフが忙しくて、ソロコンの時期が近付いているのに、誰も準備の話をしてくれなくて、高城さんがどうしようって悩んだ話。最後はついに声を上げたと言ってたけど。そんな感じが高城さんだと思っていたけど。
今回のセットリストや、やりたいことについて自分の意志をはっきりと表明して、準備してきたんだなって感じられたライブだったので。そこも僕の中の誤解があったこと。
優しさ”のみ”が溢れるセットリストだろうと勝手に思っていた。
優しさ”以外”の部分が最高なライブだった。誤解していた。
最後は、新曲。
《M&S~ママパパへ~》
クソガキだったと自分で言っていたけど。
でも、みんなも誰かの子供でしょとも言っていたし。
自分をここまで育ててくれた両親への感謝の歌が、
感謝の思いを伝えることが、
自分の30歳をお祝いするイベントの最後。
大いなる私信。
でも判るよ。
僕も自分の子供を持って初めて親であることの大変さが分かったから。
高城さん自身は、まだ自分の子供いないけれど、多分大人になって初めて、理解できることがあるから。それを考えると、両親のことを自分に置き換えて考えると、大変さが身に染みて。だから感謝を伝えたいんだよな。
そんな高城さんの、最後の思いを伝えるのが、この会場のレベルでのお見送り会。
帰るまで時間がかかったのは事実だけど、それは高城さんも僕たちファンもわかっていて、思いを互いに伝えれる場なのでね。
*写真集については、また別に。ここでは、高城さん、数年前(少なくともコロナ前)までは、自分のお腹をマシュマロボディーと言っていたよね。つまり柔らか。
*人生初のぴあ アリーナMM。
1万人規模の【音楽コンサートでの利用に最適化】とのこと。ライブ観るには、快適でしたよ。横アリだと、ステージから一番遠いところになると、やっぱり遠いって思うけど。このホールは、そんなことは無し。
鉢巻。そしてメッセージ。