ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

東京喜劇「幕末ドラゴン ~クセ強オンナと時をか熱海五郎一座けない男たち~」; だから玉井さんを推す!

千穐楽になって初めて新橋演舞場の神社があること知って。

玉井さんが、千穐楽まで無事舞台に立てたことのお礼と、最後の舞台も無事終えることをお願い。

 

本当ならば、初日に玉井さんの活躍と舞台を最後まで務めることをお祈りすべきだったのだけど。

新橋演舞場にあった神社

でも神社に神頼みする必要もなく、玉井さんは大活躍できたんだけどね。

 

 東京喜劇「幕末ドラゴン ~クセ強オンナと時をか熱海五郎一座けない男たち~」に玉井さんがソロで出演した。

 

atari.co.jp

 

喜劇。

SETの三宅さん、小倉さん。

コント赤信号の渡辺さん、ラサールさん。(石井さんが正しい?)

 

僕が子供の時から、TVで大笑いさせてもらったお笑い達人たちだ。

 

そしてスペシャルゲストが、玉井さんのほかに、”あの”檀れいさん。

舞台の中でもネタにしていた、宝塚歌劇団 出身。

当然歌とダンスはプロ。

そしてその美貌である。忘れもしない、その昔。(確か)金麦のCMで初めて檀さんを見た時の、僕の衝撃度よ。初見での僕の中での衝撃度両巨頭は、広末涼子檀れいさん。それぐらい広末さんの初見での可愛さと、檀さんの美しさは衝撃だった。

 

話がそれた。

 

そんなお笑いの達人と美貌の歌と踊りのプロの人の中で玉井さんはどうなるのか?とそう思うよね。

 

とりあえずできるだけ行こう。

黄推しとして、何が起きるか見届けなければ。そして、玉井さんを応援しなければ。と言っても、お財布と使える時間の関係で、思いは強く、実際は5回。その中で、2回は、3千円台(この席を見つけた時は嬉しかった)で入れる見切れ席だったけども。それでも同一出し物を5回も見たのは初めて。

 

観る前はゲスト枠の玉井さんはどのくらいの出演時間なんだろうと思ったが。観てみたら、ほぼ主役級のほぼほぼ出ずっぱり。まずそこで驚いて。そして、そんな玉井さんが、舞台上で捌きまくるんだから。

 

5回行って。判ったことある。同じ公演を複数回観てからこそわかることがある。僕が何事にも気が付くのが遅いこともあるけど。

特に今回のストーリーは、ネタの回収が多かった。それが、複数回観ることで、ようやく気が付いた。

 

最初、坂本龍馬が出てきて、振り向きざまに『裸?』という。

この場面だけで、①龍馬が未来から来た人に助けられた1回目②『裸』③桂さんいたのだ。が関わってきてる。

 

いきなり『裸』だから、前説があの裸芸だったんだ。

 

最初のシルバーガイズの紹介で、五反田さんの打ち水が出てきたので、終盤の立ち回りの時に、熱湯(に模したドライアイス)を手尺で敵に掛けたんだ。秋栗さんの吹き矢のくだりは解りやすかったから、1回目でわかったよ。丸の内さんの剣道は、当たり前に。

 

玉井さんの役名は『土岐 架』。元ネタは【時をかける少女】だと思うけど。このひらがなの”かける”に何の漢字を当てるかは考えたんだろうな。タイムスリップだから動くと考えると”駆ける”も考えられるけど。同じように”翔る”なんかは字面はカッコいいよね。でも過去と現代、そして将来を”架ける”にしたんだろうな。

 

その土岐架。ときには、歌って踊ってミュージカル。ときには、刀を持って殺陣立ち回りと大活躍。

 

殺陣は、前回の明治座でも経験済で、僕も安心して観ていられた。

でも歌って踊るミュージカル部分。お相手は、檀れいさんです。最初に、その場面。番所(?)の障子戸が開いて二人で並んで出てきたとき。僕の心は複雑だったね。

 

玉井さん、ついこの前のももクリで。最後のMCで、涙流して歌うことへのコンプレックスを語ったその場面。それが、僕の頭にフラッシュバックして。そうでしょ。一緒に歌って踊るのが、檀れいさんなんだから。明らかに比べられるんだから。檀れいさんは、宝塚歌劇団出身。

 

でも直ぐにそれが杞憂だったと判った。

流石に檀れいさんと同じレベルの歌唱力なんて言うと、檀さんに失礼だけど。少なくともサポートをし同じ場面を彩る歌として成り立ち。そして、踊り(ダンス)は、並んでいたと思う。

 

僕は、玉井さんの歌声が大好きなんだけど。それは何かというと、いい意味で、色が無いところ、クセが無いところ。例えが合ってるかわからないが、檀さんの歌がすごくきれいに彩られた日本料理とすると、玉井さんはそれをより美しく映えるように存在するお皿で。料理を食べた後に、そのお皿を観て、お皿も素敵だなって思う感じ。

 

この番所でのミュージカル場面の前に練習場面があって。土岐 架がミュージカルを断念したのは、のどの病気ではなくて、単純に実力がなかったという場面。へたっくそにセリフを言った後に、自分では上手にできたと思い、どうだったかなって舞台端で首を振ったりしてる動作が、普段の玉井さんそのもので、愛おしくって。僕の中で、今回の舞台で、玉井さんが土岐さんではなくて、玉井さんだった瞬間。

 

檀さんと二人で歌う場面が最後の最後にあった。

こちらは本当に二人だけで、しっとりと歌う場面。何の不安感もなく、玉井さんの歌声を聴くことができた。

歌はね。

 

歌は不安なしだけど、その土岐さんの姿には、さすがに初見の時にはドキッとした。正直に言おう。心が、乱れた。どうやって自分なりに消化するか混迷。

 

土岐さんの身重の姿。

 

その後ろには、土岐さんお娘であったことが劇中で明らかになったお龍さん。実際の名前は、舞うに歌うと書いて”舞歌”。

 

その二人で歌う。身ごもり将来生まれて子供が、過去の姿で後ろで歌う。

 

だからさ、ここで(あえて書くけど)玉井さんを身重の姿にするのは、演出上は大正解だと思うけど。

初見の時は、大衝撃受けました。

2回目からは、演出、演出と平穏心でしたが。

 

 

出演者も温かい人達だったし、玉井さん良い舞台を経験できてよかったよな。

 

東さんのブログから

終わってしまった‼️ | 東貴博オフィシャルブログ「大学3年生 東MAXの悠々LIFE」Powered by Ameba

 

衝撃はもう一つ。この東さんのブログで紹介された玉井さんのドレス姿。この写真でも十分美しいけど、背景と立ち姿の関係で、少し美しさが減額されている。

最後のあいさつで、光り輝く中、他の出演者が並んだ真ん中をこのドレス姿で出てきた瞬間。そして、舞台センターで、両手をおへその前で重ねて立った姿。

 

美しかった。

最後ドレスアップした檀さんと並んで立ったけど、玉井さんなりの美しさで二人して輝いてた。

 

玉井さん。

秋には、座長で明治座公演がある。内容も、タイムスリップものと発表されている。(2年前コロナで延期された時と同じ内容として)

明治座、一層楽しみになったね。同じ素材でどう出てくる料理が違ってくるのか?

 

何回か行ってわかったことの最後。

これ 真ん中のマーク 熱海 ”五” 朗一座の ”五”だったんだ。

真ん中の赤いマークずっと不明だったけど 五 だった

 

伊東四朗一座から熱海五郎一座になったと聞いたけど。

 

次は、箱根六子一座っていうのはどうかな?

 

玉井さん、喜劇合ってるよな。

 

このマーク。真ん中の縦棒を真ん中に持ってくれば『玉』になるよな。