このMVの最後のほうで、生駒が王寺の横でピアノを連弾している。
その時の表情が、とても幸せそうで。
映画で僕はその場面を見たときに少し泣いた。
決して大粒の涙を流して号泣するのではなく、少し瞳が潤った。
当然それまでの物語がある。
「赤い幻夜」生駒吉乃(Vo.百田夏菜子)MUSIC VIDEO-Short Edit-
このMVでも一人でピアノを弾く王寺を、静かに見守る生駒の姿が。
悲し気に、微笑んでいるように見えても頬には、涙が流れる。
それがあっての、王寺との連弾。
この時の生駒の幸せそうな表情よ。
普通の人では、このぐらいの表情は、通常クラスの嬉しさだが、
普段感情を押し殺しているのではないかと考えてしまうい粉さんにとっては、
最上の幸せな瞬間を表している。
そう、生駒吉乃は、普段の感情の変化が少ないんだ。
顔の変化が少ないんだ。
そしてその歌も、抑揚が抑えられて、どこか物悲しいんだ。
この映画の監督 真壁さんに、僕は最大限の感謝を伝えたい。
百田さんの新たな魅力を見つけて、開花してくれたから。
百田さんの演じれる役が広がるよね。
でも、
今月のフォーク村で、子供のようにはしゃぐ百田さんは、もっと好きだけど。