ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

アルバム『祝典』+ツアー『祝典』 (その4)

祝祭のプログラムでは、”開会の儀”の最後に位置する『MYSTERION』

数ある曲の中で、たった2曲しかない炎(オレンジのペンラ)の灯を許された曲。

 

そうこの曲ことが、今回の祝典のリード曲であり、祝祭そのもの。

祭りのクライマックスには、炎が必要だ。

 

アメリカの砂漠で行われる奇祭をモチーフにした今回の祝宴。熱い太陽と乾燥した大地で舞い踊るにふさわしいカラフルな衣装をまとった女神たち。

 

ももクロは今まで変化にとんだ衣装(変化にとんだ楽曲も同じようにだ)を着こなしてきたから、今回のカラフルで光を反射させながら舞い踊るような衣装も違和感がない。

 

そして、MYSTERIONという楽曲自体も、不思議(僕の語彙ではこれが精いっぱい)な楽曲で、今までのももクロにはないテイストなんだけど、初めて聞いたときからももクロだなって思う。不思議な楽曲の系統では神話の世界を歌った『天手力男』も不思議な曲がよね。

 

MVの世界も独特なんだけど。

女神4人が差し出した手の中に浮かぶ球体。

ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?の時空の鍵かと思った。

 

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作詞、作曲、編曲invisible manners

最早お馴染みさんの作家ユニット。

invisible mannersによれば、今回の祝典のキービジュアルがまずあり、このイメージに合う楽曲に、宮本さんと練り上げていったらしい。

つまり、宮本さんの頭の中の祝典のイメージがこの曲だってことだね。