L.O.V.Eをテーマに開催された今年のももクリ。
二日目最後のMCで百田さんが「そこの愛があります」と言ったけど。それはそうだ。ももクロの現場はいつも”愛”が溢れている。
昨日、Day1 2022年12月24日のクリスマスイブも愛に溢れていたし。
今日、Day2 2022年12月25日のクリスマス当日も愛に溢れていた。
ももクロはいわゆる《恋愛ソング》は少ないので恋愛上の”愛”を歌った歌は少ないけど。ももクロは、普遍的な”愛”は数多く歌ってきた。
だから、テーマが愛になっても不思議ではないし、 そこで歌われる歌が”愛”に溢れているんは当然。
ステージセットはももクリとしてはシンプルだったと思う。大きなハートの縁取りリングと、LOVEのネオンサイン。
それでも十分なぐらいに歌を聴かせることができる4人。
ライブ アイドルではなくて、エンターティナーな4人。
その年のまとめとなるももクリ。2022年は、コロナ禍ではあるが、有観客ライブが完全復活した年。SSAも席を一つづつ開けることなく、大体満員。400レベルの最上段まで人ぎっしり。個人的には、1日目200レベルの最上段。今日は400レベルの真ん中と。久しぶりに席運なし。まー、それほど人が入ったということで。
音的にはストリングスが入ったDMBは良いな。クリスマスの音だな。
さて、1日目の最後のMCで玉井さんが「そこに愛はあるのか?」とCMでおなじみのセリフを言って、全員で崩れ落ちたことを受けて、今日は百田さんが、「そこに愛はある」と言って回収して見せたわけだが。そうだった4人は、エンターティナーとしてのコメディエンヌの集団だった。忘れていた。
最後に。
ももクロはバラードのいい歌が多いのは、定評になっている。今回も《白い風》をアンコールパートに持ってきた。20111年ももクリ曲。初期の歌が今だ歌われているのは、昔からももクロが普遍的なことを歌ってきた証だと思う。
「君に笑顔が消えないように。遠くの空にかけた願い」
”遠く”とは、
物理的な距離か
心理的な距離か。
あるいは、時間的なものか。
聴いている人にそれぞれの想いを抱かせて。
”愛”という言葉は使われていなくても、充分に”愛”を感じさせられる歌詞だと思うんだ。