ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

辛+1=幸、幸-1=辛 ; シン・仮面ライダー

先ずの一言。

 

浜辺美波がかっこよくて、可愛くて。そして、浜辺美波に泣いた。

 

あまり映画を見ない僕がこの映画を観ようと思ったのは。当然庵野監督の映画が好きなのは当然なのだが、予告編で見た浜辺美波がかっこよかったから。

 

僕は、彼女をかわいいという印象だったが、それが予告編ではカッコよかったんだ。そのギャップを確かめたくて。

 

そして映画を観て、彼女のカッコよさと可愛さを確認した。そして演技も上手かった。

 

仮面ライダー1号と、浜辺さんの二人が主人公だったと思うが、僕の中ではこの映画の60%は彼女の映画だった。

 

森山未来は、常人離れした動き。この人の周りの重力に細かい断層があるのではと思えるほどだった。演技上手いな。

 

竹野内豊斎藤工は、登場は多くなかったが、存在感は強かった。演技上手いね。

 

俳優に関してはいったんここまでで。

 

子供の時見ていた仮面ライダー。その時、筋はそれほど重要だったか?ハラハラドキドキしながら、最後は正義が悪に勝つ。最後は仮面ライダーがショッカーをやっつけて終わる。

 

ストーリーはそのぐらいで十分。

今回の映画で十分。

 

この映画は賛否両論らしい。

どの映画でもそうだが、僕が想うには。観客がその映画で観たいものを、その映画が提供してくれたら”賛”になるんだと思う。あとは、期待しないで見に行ったら、予想のほか良かった場合。

 

”非”はその逆だよね。見たいと思ったの乃が提供されなかった場合は、”非”になる。

 

期待しないで見た場合で、何も感じなかった場合は、”賛”でも”非”でもないよね。

 

賛否両論の人達は、この映画に何を期待して観に行ったのかな?知りたいな。

 

僕は、圧倒的な様式美、映像美、そして映像へのこだわり。

 

僕は観たいと思っていたものが、提供されたので、満足です。

 

監督こだわったんだろうな。

このシーン、特に心情を吐露するこのシーンでは、このロケーションが良い、そのローケーションは、日本のどこのあるか?をロケハンしまくったんだろうな。

 

相変わらず円周上に等間隔で並べるのが好きだな。相変わらず整列しての行動が好きだな。そんな映像を観たいと思って、映画を見に行った。

 

僕の中では、庵野監督作品は、こだわりぬいた様式美を映像にしまい込んだもの。規則正しく並び動くものを表現したもの。

 

だから満足です。それが見れたから。そして、そこに可愛くてカッコよい浜辺美波さんがいるのだから。

 

来場者記念物とパンフレット

 

仮面ライダー1号と2号とでは、セリフ回しに差が出ていたな。1号は台本読んでる感が残っていたが、2号は自然だった。

 

長澤まさみの無駄使い。あるいは、あるいはもったいない使い方。

仮面とったドアップ映像があってもよかった。

 

結局は人間の持つ無慈悲な残虐性に対して、他人への愛を返していた。

 

あ!それとキカイダーを思い出したよね、みんな!ねぇ。