今回は、アンコールパートが、ライブ本編だと思った。
じゃ、それまでは何だ?
それは、3年間のコールも、歓声も、ももクロが『こんばんわ』って言っても、『こんばんわ』と帰ってこなかった期間を吹き飛ばすためにモノノフがありったけの声と思いでコールし、それを嬉しそうに受け止めてくれるももクロのための時間。
その時間を充分すぎるぐらいとって、アンコールという名の本編。
それは、ももクロが15年間の感謝をモノノフに伝え、その思いをモのノフが受け取って、その何倍にして返す空間。
何故そう思ったかの一つは、ももクロの衣装。
通常は、アンコールではグッズで出してるTシャツを着て出てくると思うけど、今回は15周年アー写衣装。それは15周年そのものの意味だと思った。
では、いつものように羅列で。
*オープニング映像で既に目頭が熱くなる。タイトル戦に臨むファイターの控室のような映像。そして、その扉が開いて、4人が出てくる。その両脇でガードするする二人。その一人は明らかに大吉さんで、なんかそんなことでも、熱くなった目頭がさらに熱く。(僕は妄想の塊のような時もあるからさ)
*ライブ開始。メインステージに目を向けていたが、出てきたのはセンターステージから。そして微動だにしない4人と、声援を送り続ける会場。その時点で、僕ののどが。
代々木無限大記念日有難うございました。色々ありますけど今週末AYAKAがあるのでまだ気が抜けません。言えることはマイケル1分39秒、DAY1が1分45秒、DAY2は2分06秒(僕のStop Watch上)だったと言うこと。4人の強さとモノノフなら付き合ってくれると言う信頼があったからこそ出来た登場でした。#momoclo
— 佐々木敦規 (@atsunorisasaki) 2023年5月17日
*1曲目怪盗。
そして、夏菜子が飛翔した。エビぞりした。もう見ることはないとさえ思っていた、夏菜子のエビぞりジャンプ。今は無き旧渋谷HMVでの伝説のPOP。ももクロの路上スタートが、渋谷。15周年を渋谷で行う意義の深さよ。
*BC
愛を♪この手に♪
(あれ?俺 無理に思い出すことなく、条件反射のように歌詞が口から出てるぞ)
愛のイナズマ♪♪
(あれ?バンド演奏止まって、今この瞬間はももクロとモノノフの歌声だけが会場を満たしてるぞ!)
*『ありがとう』
『来やがるんだな』
『世界のももクロ No.1』が言えたから満足です。
*『天使の歌声聴かせてしおりん』がばっちりコールできたので、満足です。
*今回コールができるということで、古い曲多めだったともうけど。怪盗での飛翔口上(という言い方で合ってるのかな?)とかもかすかに聞こえてきて嬉しかったな。昔の曲で、曲名忘れたけど、こんな口上あったのか?って思ったときあったよ。初めて聞いた口上。それぞれが、3年間言えなかった口上をぶつけてきたようだった。
*今回は、コールできる曲重視とももクロが言っていたようにコールしまくった。
その中での異色が《MYSTERION》
コール無しコロナ禍での新曲。曲自体もコール入れにくいのもあるけど、今回コールはいらなかった。コール無しでもアレンジ含め無茶苦茶カッコいい仕上がりだったので痺れたんだけど。今後ライブで歌われる回数が増えるにつれて、コールが付くようになるのか?それともこのままコール無しで定着するのか?それは楽しみだね。
*アンコールは3曲。
《ヒカリミチ》作詞ももクロ。ももクロからモノノフへの感謝の気持ち満載曲。
《いちごいちえ》15年間の出会い。これも出会いの感謝の歌だね。
そして、
《あの空に向かって》始まりの歌で、とても大切な歌。何回でも書くけど。最初に作った歌が、一番重要な歌になって、ずっと大切な大切な場面で、歌い続かれ。その歌詞そのものが、ももクロとモノノフの進むべき道の先を示してるなんて。奇跡のような歌。
*エンドロールムービーの曲が”灰ダイ”だった。普段は、ももクロとは関係ない歌を使うのに。卑怯と言っておく。最後の最後まで、目頭が熱くなるじゃないか。