8月28日

僕は、Singer Songwriterになりたかった。

けど、その夢はあっけなく諦めた。

なんという、あきらめの良さ。
努力しなさ。頑張らなさ。


でも、今でも、音痴だし、
歌ってもお経にしかならないし、
音符は読めない、
ギターは弾けない。
どの音が、ドかもわからない耳。

だから、できもしないことをグズグズ続けなくてよかったと、
積極的に前向きに考えておこう。

そういった理由で、
僕は、歌を創れる人や、
歌を歌えたり、楽器が弾けたりする人に
興味があるし、尊敬もする。

そんな僕は、
数年に一度、
流れてきた曲やフレーズを聞いて、
”この人、天才だな”って思うことがある。

数年に一度だから、
人生で天才と思った人は、
10人程度だと思う。

思うのは、もう既に大半の人は、
忘れたから。
なんたる、記憶力のなさ。
頭の悪さ。

考えてみると、
天才と思ったことは、
一度きりであることが多いんだと思う。

ある人のことを何回も”天才”だと思うことは、
少ない。

何回もの人は、記憶できる。

何回も、そして常に天才だとおもう、
そんな人が、僕にとっては、
宇多田ヒカルである。
創る歌や、
その表現方法。
そして何より、歌声が僕をつかめて、
離さない。

そんな宇多田さんが、
2年ぶりに公の前に現れたと
TVでアナウンサーが。
そこには、とてもやつれた顔が映っていた。

彼女のコメントで、
「悲しい記憶が多いのに、母を思う時心に浮かぶのは、笑っている彼女です。」
そして、
「彼女に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。」
と。

産んでくれてありがとう
でも、
育ててくれてありがとう
でもないんだ。

出会えたことが感謝なんだ。


母親として誇りに思っている以上に、
歌手として尊敬してたんだろうかな。

宇多田さん。
確か少し前、
お母さんの歌っている映像を見て、
感動したようなことを話していたからね。


遅ればせながら、

藤圭子さん。
ご冥福をお祈りします。
ありがとうございました。