ももクロとの時代-2014年から10年目-

黄推しモノノフ と株

10年目のSSA ももクリ から10年後のももクリへ

その年の締めくくりとして行われるももクリ。

ももいろクリスマス。

 

ももクリは、その年のももクロの成長を披露する場でもある。

 

ももクロは、別に歌が上手いとか、ダンスが得意とかで結成されたグループではない。

最初は、口パクで行くことを前提に、だからマイク入らないと、マイクの代わりにバナナを持たされたぐらいだ。

 

でも、やっぱり生歌が必要、ダンスもと。

少しづつ成長してきた。

 

最初のももクリは2010年。

ももクロ初のホールコンサート。日本青年館

6人だけでステージに立った。

そう、この時は6人だったももクロ

 

デビューは2008年。

それから3年。

2010年1年間の成長とともにデビューからの3年間の成長のステージだった。

僕は、この時全くの蚊帳の外。

 

開けて2011年。

ももクロは6人から5人になった。

 

その年のももクロは会場にSSAが用意された。

前年の日本青年館から夏のよみうりランド

指数曲線的に動員数を増やしたももクロが、その年の成長を、

ももクロ初のアリーナクラスのライブで締めくくった。

ゲストには、今年と同じマーティ・フリードマン

ももクロはまだ、ライブでは音源を流していた。

僕は、相変わらず蚊帳の外。いや、そればかりか、ももクロSSAでライブしたニュースに接して、アイドルの大きな会場でライブしたという実績作りで、実際の動員数は度外視でしょ。ぐらいの、ひねくれた目で見ていた。僕のことはどうでもいい。いや、もう少し述べると、2012年の夏には、ももクロにハマっていたのだから、僕の身にも何があったのだろう?

 

その後、毎年着実に成長を続けたももクロ

 

結成から10周年を迎える2018年。

その前年2017年のももクリは、一つの頂点を迎える。

今年と同じくSSA(と大阪城ホール)で開催されたももクリ。終わったあとももクロはスタッフから、そのパフォーマンスを称賛され、もうやりつくしたとまで称された。

 

が、輝きを放ったのもわずか。

年が明け、10周年イヤーを迎えたももクロは、どん底に落ち込み、暗闇だけが目の前に広がった。それはももクロも、モモノフも同じだった。

強制的に5人のももクロがリセットされ、ももクロは4人になった。

 

絶頂の5人は崩壊し、4人でまたやり直し。いややり直しではない、マイナスからのリスタート。目の前が真っ暗でも、2月にはバレイベ、4月には春一、そして5月には、10周年を祝うべき東京ドームが続いていた。

どうやって乗り越えるのだろうか?

ももクロも、モノノフもこの先どうなるのかと、暗闇で涙した。

 

でも、ももクロは復活した。さらに高く舞い上がる。

この年2018年のももクリも開催はSSA.

晴天の霹靂、波乱万丈を絵にかいたような1年間の成長とともに、デビューからの10年間の成長を見せるべく、歌を聞かせるライブを行った。

ダウンタウンももクロバンドとストリングス隊を、バックに。

 

最初は口パクだったのに。

最近知った話で、好きな話があるんだけど。初めてミュージックステーションに出た時、生歌が自信なかったももクロは、本番前に番組のお偉いさんに口パクで行くことを頼みにって、『プライドはないのか?』と言われ、即答で『無い』といったぐらいに、歌に自信がなかったのに。

2018年は歌を聞かせることを中心に据えたライブを行った。デビューして10年間の集大成。

 

翌2019年のももクリは大阪城ホール1日と、SSA二日間の計3日開催。

バックもさらに豪華になり総勢21名のバックバンド・DOWNTOWN SWING ORCHESTRA。

その他にも豪華ゲスト。

 

最初はメンバーだけで立ったステージからの成長を見せたステージを展開した。

ステージ演出も昭和のTV歌謡ショーをモチーフにし、昭和ー平成ー令和の三つの時代を結びつける豪華エンターテイメントショーとなった。

 

2017年よりも、2018年よりも確実に成長した姿を見せたももクロ

それは一度上った山の頂上のさらに上の領域に上がった証だった。

 

でも、また強制的なリセットがももクロに襲い掛かった。

前回と違うのは、この強制リセットが、ももクロだけではなく全世界的に起こったことだった。

 

ももクロは、ライブを主戦場にしてきたグループだ。

そのももクロから、ライブが奪われた。確かに、無観客での配信ライブをその間行ったが、それは別物だ。

 

2020年のももクロは開催されなかった。

 

そして今年。2021年。

 

再び、三度、四度。いったん何度目だろう?

ももクリがSSSAに還ってきた。

2年ぶりに有観客での開催。

 

初のSSAでのももクリから10年。

 

10年前と同じように、バックバンド無しで、メンバーのみのステージ。

そして、ゲストにはマーティ・フリードマン

10年前のももクリをオマージュした演出。

 

最少人数で、SSAの空間に音を、歌声を充満させた。

2年間の新型コロナ禍でも絶え間なく続いた成長を、

そして初SSAのももクリからの10年間の成長を披露したステージ。

 

そして、

そして、

10年後のももクリの開催も宣言された。

 

今年のももクリは、締めくくりでもあり、

新型コロナ禍でリセットされた時間を、取り戻すライブだった。

そしてこれからの10年後への進化の号砲を打ち鳴らした。

 

でもそうなるのは知ってた。

だって、ももクロは永遠に続くと思ってるから。

永遠からしたら10年なんてあっという間だ。

 

だって”永遠”という言葉はももクロにこそ相応しいから。

 

natalie.mu

natalie.mu

natalie.mu

natalie.mu

 

 

www.youtube.com

 

natalie.mu