兎に角よくしゃべったな。
トークで百田さんが、話しかけたり、自分で納得したり。
それに対して観客が答えてみたり、歓声を上げたり。
ソロコンなのに、
タイトルが『Talk With Me』
私とおしゃべりしましょう。
歌を聴きに来たんだけど、百田さんのおしゃべりが、
その声が耳に気持ちよくて。おしゃべりしている百田さんをずっと聴いていたいという感情が、充満してしまった。
そして何より、あの大きな埼玉スーパーアリーナ。
そこが、百田さんのクリスマスホームパーティー化のようなアットホームな雰囲気に包まれて。百田さんは、そんな空気を作り出す天才なんだと思う。
僕ね、百田さんは、子供の心のまま身体が大人になった人だと思うだ。
それも、純粋に真っ白なキャンパス上に人生を描いてきた人だとも。
僕のそんな感情そのままで登場するんだもんな。
百田夏菜子 ももいろクローバーZ - Instagram: "最高のクリスマスをありがとう♡"
今回百田さん作詞の新曲を数曲披露したけれど。
僕的な衝撃は、《Doubt》
当然初めて聞いて、その一回しか聞いていなっけれど。
『自分が幸せにさえなれば、他人がどんなに不幸になっても、知らん顔なの?あんたは!』的な内容に聞こえたんだよね。
百田さんはこの歌を作るにあたり、
関係するような映画だとかを見て、心に渦巻いた感情を書き留めたようなことを言っていたけど。
百田さん。
白いキャンパスだけではないんだね。
その笑顔の奥底には、世の中への怒りを閉じ込めているんだろうな。
以前、ラジオだったかな?
ももたまいでMCしてて。玉井さんのソロ曲作詞の流れから、百田さんが、最近書いた詩が、ものすごく重く(だったか暗くだったか忘れた)なってしまった。(ので世に出せない)的な話をしていたんだが、この《Doubt》の原型、初稿みたいなのがあって、その時の話なのかな。
明るい話に戻って。
25日は平日で。
百田さんが「今日休んできた人」と問いかけて、
大げさでなく6割くらいの人が「はーい」と元気良く手を上げて。
百田さん、休んでまでして来てくれて嬉しかったんだろうな。
このくだり、最低でも3回はやったと思う。
判ってるのに、3回目は、かなりライブ終盤だったもんな。
あーちゃんのソロコンが、あーちゃんに観客の目を向かせるタイプだとしたら。
百田さんのそれは、自然に目が追いかけるタイプかな。